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「敬老の日の意味や由来は?」について考える

2018-09-17 06:01:29 | 記念日・祝日・行事・習慣

今日は敬老の日です。長寿大国の日本、老人とはどんな定義何でしょう。

 

ろう‐じん〔ラウ‐〕【老人】

年をとった人。年寄り。老人福祉法では、老人の定義はないが、具体的な施策対象は65歳以上を原則としている。「老人医療」

[用法]老人・としより――「老人」は、文章やあらたまった話の中では最も一般的に使われる語。特に「老人福祉」「老人ホーム」のように複合語を作る場合、「年寄り」は使わないのが普通。◇「年寄り」は「老人」よりややくだけた親しみのある感じで使われる。前後関係によって軽蔑の感じが強く出ることもある。「お年寄りを大切にしよう」「年寄りの冷や水」など。◇類似の語に「老体」がある。「老体」は「御老体を煩わせてすみません」というような形で尊敬をこめて言う場合にも用いる。◇年齢が高いことを示す「高齢者」が広く使われるようになっている。◇「老人」が個人を指す場合は男であることが多い。女性については「老婦人」「老女」「老婆」などを用いることが多い。「年寄り」「老体」にはこのような使い分けはない。

デジタル大辞泉の解説

 

敬老の日の由来には2つの説があるといわれています。

 

1つ目の説は聖徳太子説と呼ばれるものです。

聖徳太子が四天王寺を建立したときに四箇院という施設を造ったと伝えられています。その四箇院は寺院の敬田院、薬を施す施薬院、病院の療病院、社会福祉施設の悲田院の4つの施設からなります。その中の悲田院は、今でいう孤児院や老人ホームのような施設です。

その悲田院が作られたのが9月15日だったといわれていることで、敬老の日を9月15日にしたといわれています。

 

2つ目の説は養老の滝説です。

昔、美濃国というところに年老いた父と息子がいました。父親はとてもお酒が好きでした。しかし、息子の収入では父親が満足するほどのお酒を買うことができませんでした。

ある日、息子が山で仕事をしている時、足を滑らせ谷間に転がり落ちてしまいました。転がり落ちた先では、どこからともなくお酒の匂いがします。よく見ると、石の間から水が流れ出ていました。少し汲んで飲んでみると、この水はとても美味しいお酒の味がします。息子はこの水を持ち帰り、父親に飲ませてあげました。父親は大変喜びました。

この話が天皇に伝わると、自らこの場所を尋ね、ご覧になりました。天皇は「これは、息子のこのうえない孝行を天地の神がお褒めになったものであろう」と感じ、この息子に美濃守という役職を与えたそうです。

この天皇がこの場所を訪ねて行った時期が9月下旬のため、9月15日を敬老の日にしたのではないかといわれています。

 

このような説がありますが、この説が正しいものなのかはわからないのです。

 

「敬老の日」が国民の休日になるまでの経緯を説明します。

兵庫県の野間谷村の村長が、「としよりを大切にして、としよりの知恵を借りて村づくりをしよう」と“としよりの日”という敬老会を開いていました。

年に一回行われるとしよりの日は、気候も良く農閑期でもある9月15日に行われていました。野間谷村ではじまったこの敬老会は兵庫県全体に広がり、だんだんと全国に広がっていきました。

1951年には中央社会審議会で9月15日を「としよりの日」としました。しかし、としよりという表現が良くないという意見が出たことで、1963年には「老人の日」と名称が変わりました。

すると、野間谷村では「こどもの日や成人の日があるのに、なぜ敬老の日がないのか」という声が上がったのです。政府への働きかけもあり、老人の日は2003年には「敬老の日」として国民の休日となりました。

 

なお、1966年(昭和41年)から国民の祝日となった「敬老の日」の日付が、2001年(平成13年)の祝日法改正によって2003年(平成15年)から9月第3月曜日に変更された際に、「老人福祉法」も改正され、それまで「敬老の日」だった9月15日は国民の祝日ではない「老人の日」、9月15日〜21日の1週間は「老人週間」とされました。

①敬老の日:9月第3月曜日

②老人の日:9月15日

3老人習慣:9月15日〜21日

 

祝日法では敬老の日を「多年にわたり社会につくしてきた老人を敬愛し、長寿を祝う日」としていますが、特に対象年齢などを定めているわけではありません。何歳から祝うかはそれぞれの判断になります。強いていえば、法令では65歳以上を「高齢者」としていますので、これがひとつの目安になるでしょう。

 

「老人」、「高齢者」?! 勝手に呼ぶんじゃないよ。まだまだ若いんですよ。気分だけは…。

私の見解は、親が生きている間は子どもなので老人ではない。

ちなみに、私の母は92歳です。

 

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12 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
こんにちは♪ (柴犬ケイ)
2018-09-17 10:37:44
都月さん  こんにちは♪

いつもありがとうございます♪
今日はお天気がよくこちらも
公民館で老人会がありお天気が良く
歩いて行かれるから足元もよく良か
ったです(*^。^*)
養老の滝は墓参りに行った時に時々
寄って帰ってきます(*^-^*)
道路が焼肉店がたくさん並んでいて
今からの時期は富有柿が美味しく帰
りは早生柿が道路で売られています
ので買ってきます(*^^*)
返信する
Unknown (ゆずぽん)
2018-09-17 12:23:35
お母様が92才!
年齢で老人とは呼ぶなとおっしゃっても、もし三十歳で夫っさんを産んでれば、夫っさんのこと年寄り扱いはしないけど、二十歳で産んでれば、、うーん、どうだろうね。(〃ω〃)
返信する
Unknown (きままなマーシャ)
2018-09-17 12:54:24
お母さま、92歳になられるんですね。
素晴らしいですね。
母に会いたくてたまらないのに
夢でもなかなか会えません^^
お母さまのご健勝とますますのお幸せをお祈りします。
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★柴犬ケイさん★ (都月満夫)
2018-09-17 14:31:01
そうですね。
養老の滝はそちらの県でしたね。
もう柿の時期ですか^^
したっけ。
返信する
★ゆずぽんさん★ (都月満夫)
2018-09-17 14:33:37
変な計算はしなくていいの。
「うーん、どうだろうね」よりは若い^^
したっけ。
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★きままなマーシャさん★ (都月満夫)
2018-09-17 14:34:36
そうなんですよ。92歳で少し記憶もおぼつきませんが、健康です^^
したっけ。
返信する
祝日法改正 (ゆり)
2018-09-17 16:37:49
こんにちは(*^^*)

祝日改正法・・・あれは要らなかったんでは?
せめて!敬老の日と成人の日はずらさないで欲しかったです。

「老人習慣」?「老人週間」(笑)
何をする週間??

私も若い方のブログでは「老婆」なんて書くことがありますが!

気持ちはすごく若いです。
まだチュールスカートなんぞはいてるんですもん(^^)/~~~
返信する
Unknown (甘姫です~)
2018-09-17 16:56:05
敬老の日ですね~

色々な由来が有るのですね~♪
 
何でも物知りな都月さん、いつまでも青年ですね~!!

年配の方を敬うのは良い事ですね!!
返信する
★ゆりさん★ (都月満夫)
2018-09-17 17:02:31
ハッピーマンディーはダメですね。
祝日の意味がなくなってしまいましたから。
祝日にはそれぞれ意味があって定められたのに台無しです。
そうですよ。
気持ちは若くが一番^^
したっけ。
返信する
★甘姫さん★ (都月満夫)
2018-09-17 17:04:14
そうですね。
祝日にはそれなりに由来があります。
目上の人を敬う心は良いことですね^^
したっけ。
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