「桜・満開の状態とはいつなのか？」について考える

春先の話題といえば、「桜前線」、「開花宣言」です。

昨日、福岡でソメイヨシノが開花したそうです。

「開花」とは、「標本木ソメイヨシノ」の、花が数輪以上咲いた状態のことをいいます。

これから、5月初旬まで「桜前線」の話題が報道されることになります。

「桜前線」とは、開花予想日が同じ地点を結んだ線のことで、南から北へ上がっていきます。

「ソメイヨシノ」を見られる北限の地は、<msnctyst w:st="on" address="北海道石狩市" addresslist="01:北海道石狩市;">

北海道石狩市

</msnctyst>厚田の「戸田記念墓地公園」といわれています。

反対に、「紅葉前線」は北から南へ下っていきます。

ちなみに「満開」の状態とは、花芽が８割程度、開花した状態のことをいうそうです。

10割でなければ「満開」とはいえないと思いませんか。

「本当の満開」とは、最初のころ咲いた花芽が散り始めた頃なのです。

しかし、枝先の花芽が８割程度の方が、その桜本来の花の色なので、「一番美しい桜」ということで、一般的には８分咲きが満開とされるのです。

桜の散り際が好きな方は、満開との情報を得てから、２～３日後にお花見をされるのが良いと思います。

ただ、「ソメイヨシノ」の場合、花弁が散ったあとの赤く残った萼があまり美しいとはいえず物悲しい気持ちになるものだといわれています。

そこがいいという方もいるかもしれません。

やはり散り際が美しいのは、「ヤマザクラ」ではないでしょうか。散った後の、お世辞でも美しいとはいえない、残った萼の部分を、まるではずかしい部分を包み隠すように葉がおおいます。桜の中にもつつましい桜があるのです。

まさに、桜の中の「やまとなでしこ」といったところでしょうか。

ちなみに、当地の花見は「エゾヤマザクラ」です。「ソメイヨシノ」は咲きません。

したっけ。