熟字訓(じゅくじくん)とは、日本語において漢字からなる単語に、単字単位ではなく熟字単位で訓読み(訓)を当てたものである。それ故に、単字に分解してもそれぞれに熟字訓の要素は現れず、その読み方でも分節不可能なものが多い。 常用漢字表の付表には、熟字訓の全てではないが、そのうちの116種(123表記)が示されている。 |
Q1. 鴨跖草
①. つゆくさ
②. ふじうつぎ
③. はんげしょう
Q2. 馬鞭草
①. くまつづら
②. えのころぐさ
③. ゆきのした
Q3. 鬼鍼草
①. せんだんぐさ
②. かたばみ
③. ちょうじそう
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A1. 鴨跖草
正解①. つゆくさ
②. ふじうつぎ…酔魚草:フジウツギ科の落葉低木。枝葉は有毒で、これを砕いて水に投げ入れると魚は中毒して浮き上がるので「酔魚草」という。
③. はんげしょう…三白草:ドクダミ科ハンゲショウ属に分類される多年草の1種である。花が咲き上から三枚目までの葉が白くなる。
A2. 馬鞭草
正解①. くまつづら
②. えのころぐさ…狗尾草:イネ科エノコログサ属の植物で、一年生草本である。ブラシのように長い穂の形が独特な雑草である。
③. ゆきのした…虎耳草:ユキノシタ科ユキノシタ属の植物。毛が生えた肉厚の葉が虎の耳に似ていることから付いた名前。
A3. 鬼鍼草
正解①. せんだんぐさ
②. かたばみ…酢漿草:カタバミ科カタバミ属の多年草。根っこにシュウ酸を含み、食べると酸っぱいことから。
③. ちょうじそう…水甘草:キョウチクトウ科の多年草。
したっけ。
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