昭和29年3月1日、南太平洋のビキニ環礁付近で操業していた第五福竜丸(99トン)が、米国の水爆実験で被爆した。16日には同船が漁獲したマグロ類(約2トン)が築地市場へ入荷。出荷者からマグロが危険であると連絡が入りマグロを隔離して放射能検査をした結果放射能が検出されたため、築地市場を洗浄しマグロを市場内の空地へ穴を掘り埋めた。この様子が3月17日に報道されると17日の魚類の価格は暴落し,市場は閑散となり19日にはセリが中止となった。農林・厚生の両大臣は談話を発表し安全宣言をしたが価格は下がり続けた
東京都中央卸売市場史 下巻 849頁より
日本は広島・長崎で被爆しているので放射能の怖さを知っているのである。築地市場正門脇に大江戸線築地市場駅の出入り口があります。その付近の塀に原爆まぐろを忘れないための記念碑があります。50年も前の話ですが何時今の話になるか解りません。世界中の海から築地には魚が集まるし食物連鎖もあるし。
築地市場の再整備に伴い都立夢の島公園内の第五福竜丸展示館に「マグロ塚」は移転したそうです。
東京都中央卸売市場史 下巻 849頁より
日本は広島・長崎で被爆しているので放射能の怖さを知っているのである。築地市場正門脇に大江戸線築地市場駅の出入り口があります。その付近の塀に原爆まぐろを忘れないための記念碑があります。50年も前の話ですが何時今の話になるか解りません。世界中の海から築地には魚が集まるし食物連鎖もあるし。
築地市場の再整備に伴い都立夢の島公園内の第五福竜丸展示館に「マグロ塚」は移転したそうです。