年寄りの漬物歴史散歩

 東京つけもの史 政治経済に翻弄される
漬物という食品につながるエピソ-ド

昔の冬に戻りつつある

2013年01月13日 | 築地市場にて

今年の冬の寒さが例年より寒い。20年ほど前の冬は積雪等が関東地方にあると長い間畑に行くことも出来ず、野菜の高騰が続いた。しかし今は野菜が高騰しても海外から安価な野菜が緊急輸入され、高騰期間が短い。緊急輸入された農産物の品質は悪く、たいてい輸入業者の損失となる。
 年明けから野菜が高騰し昨年より高い。中国から入る野菜も中国国内価格が寒さで上昇しているので今までのようには行かないだろう。日本より中国国民の物価に対する不満を和らげるため、野菜等の輸出を一時制限する行動に出てもおかしくない。
 冬は野菜が少なかった。そして長い冬のため貯蔵した漬物で食を賑わしていた。どうやら最近漬物を料理の一要素として使うような報道が増えてきた。飛騨では漬物ステーキというのがあって漬物をバター炒めしてモンジャのようにしているようだ。少人数の家庭ではゴミも出ず合理的な考えかもしれない。
コメント
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