年寄りの漬物歴史散歩

 東京つけもの史 政治経済に翻弄される
漬物という食品につながるエピソ-ド

郷土室便り

2013年01月25日 | 築地市場にて
郷土室便り 5号(昭和49年7月)中央区京橋図書館
嘉永4年、佐久間象山の砲術塾が深川から、築地に近い木挽町5丁目に引っ越してきた。この年に吉田松陰が佐久間の塾に入門した。安政元年吉田松陰が下田でアメリカ密航失敗によって、密航を煽ったとして佐久間の塾が閉鎖となった。わずか3年の塾だった。
深川にあった佐久間の塾は木挽町以前の塾だったようだ。ここ当分郷土室便りを読んで、ここに所蔵されている本で明治5年前後の南茅場町の姿を探りたい。与力だった原胤昭の住まいがあり、三菱が東京の地所を南茅場町18に得たのも明治3年頃で、さらに三遊亭円朝が茅場町薬師堂境内にあった宮松亭に出演していたのが明治2年から5年までのことで花香恭次郎がこの地で商人見習いをしていた時期が明治4年頃である。

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