猛暑の夏が一転して台風が中旬に過ぎ去った後、雨模様となり日照不足で野菜が高くなった。夏場の天候不順は海外からの緊急輸入もリスクが多く(天候回復すれば育ちは早い、契約栽培でないので農薬リスクもある。)相場が高いことが続く。この高価格野菜で浅漬業者は淘汰されていった。高価な野菜で販売価格が抑えられていては採算が取れない。8月に野沢菜の大手業者が倒産した。
ス-パ-で漬物業者が倒産や撤退で自己の惣菜部門で浅漬けに参入するところがあるが成功した事例はない。その理由として野菜が安いときは浅漬けの販売量が減り、高いときは損して販売するようになる。塩分により設備の老朽化が早い。