4月27日の食品情報誌で6月いっぱいで築地の佃ごんが廃業となるという報道があった。人手不足と言う。前から豊洲へ行かないと表明していて整理する意向があったという。漬物業界でも4月末で得意先が2件店を閉める。専門の小売業がどんどん減っていて集約されている。
築地市場の場外市場に交番があった。バブル期交番が競売にかけられ、つくごんが高価格で競り落とした。場外の人たちは借家借地人が多く、地代へ転嫁されるのを恐れていた。平成の始の頃の話である。交番は2坪も無かったと思う。佃煮を急増している外国人観光客が買う恩恵は無かった。