危機感たっぷりの日本で築地は比較的静か。補助金と補償金もまだ入金が確認されていないのでのんびり。これから補償金の基準の情報交換が始まる。バラバラの基準が統一されれば豊洲延期もいい経験となるのだろうか。
数年前から5月の3連休が休みとなった。抵抗勢力と言える水産部も世間の休日増に勝てなかった。人手不足の世間の圧力は築地にも再びやってきて前回とどう異なるのだろうか。
平成のはじめ、築地市場青果部の若手労働者の中で外国人が目立っていた。ボ-ルペンと帳面を手にして小車に野菜を載せて八百屋さんの車のナンバ-を確認して配送していた。築地青果部が活況の時だった。今は大田市場の勢いが良く、夜中を除くといつも閑散としている感じがする。バブル期を知っているからで、最近築地に来た人はまだ活気があると見ているようだ。