年寄りの漬物歴史散歩

 東京つけもの史 政治経済に翻弄される
漬物という食品につながるエピソ-ド

豊洲市場は本当に赤字体質か?

2017年06月25日 | 築地市場にて

東京都による豊洲市場の試算で空調費用で豊洲は赤字体質であるという。イマイチ実感が異なる。もちろん築地を通過しない売り上げが築地市場の取扱量の減少を招いている。それには温度管理されない施設で不祥事があったとき築地経由で商品を仕入れていたとき、担当者は言い訳できない。今の食中毒ではアニサキス中毒の例では末端の販売者が行政処分を受ける。中間販売者の管理は問われない。温度管理不備の所から仕入れるリスクは担当者でなければ分からない。

 豊洲市場計画の当初の書類では首都圏2500万人の商圏と書いてあった記憶がある。周辺の市場の得意先を侵食することを想定していたようだ。今の東京都はオリンピックの費用分担の話から東京都の周辺市場への刺激を避けているように思える。豊洲一極集中ということもありうる。

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