先日公開された築地市場の土壌汚染は想定外の汚染だった。日々の商いで出る汚染ではないし、米軍ランドリ-跡地は検査の対象外で汚染物が何処から来たか解らなかった。青果門付近を歩いてた時、築地に来た時、貨物線が築地市場へ入っていたことを思い出した。昭和10年2月開業なので当時は蒸気機関車で石炭が使用されていたと思われる。石炭由来の汚染ならば築地市場の汚染は理解できる。この件でネットで調べると紙智子(日本共産党)議員が平成16年に国会で質問している。どうやら国鉄線路跡地の土壌汚染問題を質問しているようだ。国の答弁では国による汚染調査は行わないで都道府県で行うように回答しているように回答し、逃げた。最近の鉄道会社も調べているようで鉄道敷地の土壌汚染はあるようだ。
平成16年の内閣は小泉内閣で小池知事は環境大臣であったと思われる。築地に貨物線が入っていたことは知らなくても、築地に来て卸売場は変形しているのは線路のせいだと説明を受けているはず。旧国鉄跡地は当時は土壌汚染の調査義務が無く。東京都の人も線路跡地の話は知っていても、誰も地下汚染状態は今も知らない。もしかすると部分的には豊洲を越える汚染もありうる。
歯切れの悪い知事はこのことを薄々知っていたのだろうか。いずれ築地が再開発され、地下の土壌汚染調査が始まれば結果がわかるだろう。