近代文学館は京王線駒場東大前駅から数分の距離にある。うっそうと茂った森の中にある。今は同じ公園内に加賀前田家の和館が公開されているが洋館のほうは修復中である。震災前に中に入ったが茅町の岩崎邸と同じようだと感じた。
近代文学館は館内で借り出すことに300円かかる。従って研究者しかこの図書を利用しないようだ。
広い読書室はほぼ無人の空間となる。ここが満員になることがあるのだろうか。ここの利用価値は雑誌の収集で国会図書館では見かけない本がある。福神漬の資料調査で硬い本では調べが進まないことに気がついてきた。講談や落語は今のような扱いと違って明治期は本当の娯楽で消耗品扱いだったように思える。記録が雑誌しか残っていない。
今漫画はようやく保存するところが増えたようだ。