年寄りの漬物歴史散歩

 東京つけもの史 政治経済に翻弄される
漬物という食品につながるエピソ-ド

転居先の面積が減ると

2022年07月29日 | 宅老のグチ
東京と関西では畳の大きさが異なっていて、昔は関西から東京に引っ越して家財が同じ畳の数の部屋に入らない情報が知られていないことがあった。今は平米表示があるので減ったと思う。
 それでも今回の一時転居は準備に1年以上かけたが中々家財が減らなかった。多くの大型家具が粗大ごみとなった。今は前の半分以下の居住面積となって部屋中が物であふれている。今後も家族の健康状況の変化で部屋が小さくなると予想している。多くの介護施設の個人の収容場所は30平米以下で大部屋ならもっと少ない。最終的に寝たきりとなれが畳一枚の広さとなる。
 転居でクレジットカ-ドのコ-ルセンタ-に住所変更の電話する。どうも電話の印象で賃貸の物件に入って、家賃負担があることを懸念しているようだ。多くの高齢者は最近の物価高で苦労していてコールセンタ-のオペレ-タ-はそう思っているようだ。こちらとしては柴犬のための転居で適当な物件が少なく賃貸に転居した。それと今は東京のマンションバブルで借金して購入する年齢でなく銀行でも融資の対象外である。若い人は生命保険でロ-ンを完済できるが50歳を超えると生命保険が使えず、ローンが組めない。銀行の人が高齢者の介護が始まるとローンが残っていると破綻すると言っていた。
 従って高齢者の賃貸だがここにも難関が待っていることを感じる。多くの持ち家主は考えないのだが高齢者は実際リフォ―ムの一時貸し転居以外は困難なのである。
 木造の空き家は高齢者には貸さず貸せず若年者には設備が古すぎ特に電気と通信系が古すぎて自由にならない。そして過剰な空き家は賃料が安すぎてリフォ―ムをためらうように思える。これは政府の新築優遇の方針のツケであって江戸時代からの歴史でもある。火事が多かった日本の賃貸は安普請であることを知る。戦前の昭和の住宅地図は火災保険料の地図が図書館郷土資料室で良く出させる。
 都市部の木造空き家の改修を高齢者に貸し出すことの優遇政策があれば少しは解決するかもしれない。さらに独居老人の安否確認をDXで行う必要がある。

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