子供のトランプゲームでババ抜きというのがある。
同じ数字のカードを2枚組みにしてすてていって、早く手札のなくなった人が勝ちです。
ババ(ジョーカー)以外はすべて同じ強さになります。ババ(ジョーカー)が負けカードです。
最後にババ(ジョーカー)が、手札に残った人が負けです。
最後にババ(ジョーカー)が、手札に残った人が負けです。
一時転居をしていて、日本人は一所懸命という言葉が好きなようで、転々とすることが好まれていない。それは学校卒業時に就職したところに定年まで勤めることが好まれていた。従って転職が本人の向上心であっても履歴書上では嫌われる。このような世界がIT技術の進歩で高齢者の勤め人が付いていけず、コロナ下でもハンコを押すため出勤していた人もあったようだ。どんどん紙の使用する世界が欧米で減っているにも関わらず、今度の一時転居で紙の世界の強固さを実感する。
一時転居ということで多くの不動産情報にアクセスした。一番気になったのは負動産ということで、越後湯沢とか伊豆の物件でマイナス価格があるという。別荘地の家屋が古くなり、管理費用が高く、売却しようとしても買い手が見つからない。買い手は昭和の物件ではネット環境とか設備が昭和の住宅規格でホテルでの連泊の方が掃除の手間を考えると便利なようだ。今一時転居で昭和の家に住んでいるが、ネット環境がなく、難儀している。光回線は長期契約しないと割高で、ADSLなら動画を見ないなら不便でないが廃止となった。メタル回線を維持する設備の更新が出来ないという。時代はスマホの時代になって、高齢消費者の時代は去った。つまり長くしていた生活を乗り換えないといけない。 ふと子供とトランプのババ抜きを思い出した。長く手元にあるということは、最後は骨董的価値がなければ持っているものがみなジョ-カ-物件となるように思えた。レコ-ド・CD・MDからビデオ機器、アナログテレビ・など今は昭和のくらしの博物館商品となる。
今盛んに建てられているマンションだって60年後には通信規格の高度化で不便になりそうだ。無線LANの電波情報が入っていて、パスワ-ドを高速に検索出来れば盗聴が可能となる。人は油断する。
マンションの機械駐車システムの入出庫に時間がかかりすぎ渋滞で車を持たない人が増えているという。そこに2030年代からの充電自動車が普及したら、ほとんどの機械駐車場が負け設備となる。そこで管理費の更新時期に転居できないとそのマンションに住み続けた人はジョ-カ-物件持ち主となる運命になる。越後湯沢の不動産の持ち主と変わらない気がする。従ってマンション住人は転居が必要となる。ずっと住んでいると老人ホ―ムとなる。
有線のLANケーブルの規格も今はCAT8(カテゴリー8) 2000MHz 40GBASE-T(40Gbps)であってどんどん進歩している。この設備の更新はオフィスでは床下配線で対応していて、昭和の築地市場から令和の豊洲移転で上げ底の床になった。床下はLANケーブルが蛇のように存在する。