年寄りの漬物歴史散歩

 東京つけもの史 政治経済に翻弄される
漬物という食品につながるエピソ-ド

底辺もの

2025年01月14日 | 宅老のグチ
都立中央図書館で立教関係の文献を読んでいて、2時間経って根気力が薄くなったときに、気分転換で月刊誌の所で頭を休めた。
 そこには10冊以上の経済月刊誌があって、普通の区立の図書館より専門性があって、さらに空いている。広尾・麻布という土地柄で勉強に来ている人が多く、そこで暇つぶしの読書の風景が感じられない。昔築地市場にいたとき、中央区役所の地下の中央図書館に閲覧室があって、夏場に行った時に混んでいて、一角が空いていた。そこに座ると汗臭い臭いで、空いている理由が判った。ホームレス風の人の臭いだった。見た目は中央区なので服装は普通人と変わらない。ただ汗臭いのだ。図書館で新聞・週刊誌等々を読んで、エアコンの効いている所で休む。追い出したら熱中症の恐れもある。
 広尾の図書館で月刊誌を眺め、今編集者たちがどのようなテ―マが読者を引き付けるかを一目でわかる。今はトランプと中国バブル崩壊後の見通し。すでに日本の不動産は高止まりの見込みのようで、今後は中国富裕層の日本への資産移転と個別の動向となるが、中国見下し感のあるライタ―達の何か新規性がない。つまり中国のヨイショの人とアンチ中国の人の自説論で一回は面白いが何回も書いていると、現実というか都営浅草線の両空港行きの電車内の風景と異なる。彼らは日本に一時滞在なのだ。観光でも投資でも今の日本には一時滞在・滞留富裕層となる。トランプの分断アメリカはいつ暴走した銃にやられる不安がある。ノウテンキの日本で観光と強権と監視の中国から脳と心のリフレッシュをしていて、特に気になるのがイスラム系の人達が浅草浅草寺で手を洗い、煙を浴び、お賽銭をあげ参拝している。イスラムの戒律に日本の神社・仏閣へ堂々と写真を故郷の仲間に見せている。浅草寺境内には何でもありの日本でもメッカに向けて祈るところがあるのだろうか。ネットで調べるとすでにイスラム系在留人は20万人を超え、寺院も100を超えているという。一部屋モスクもあるという。
 経済月刊誌で年金のことが書いてあった。高齢者の低額・無年金の年金者にはどんな対策があるのだろうかと読んでいると、驚く対策があった。これでは生活保護の人達が生活資金を得た日に、手配師やパチンコ屋に駆け込む理由があった。自分も実感するのだ給付のような生活保護の金はすぐに消費しないといけない制度の様に感じる。限度額を超える貯金は生活保護の打ち切りとなる。
 記事によると低年金者の仲間内の情報網で無料の食事、都内の無料で都バスに乘れるの生活保護者の交通券が違法に売り買いされているという。この結果はどんなインフレになっても彼らは困らない。空き缶回収は現金・領収書無しの世界で消費税がない。うっかり記録に残る労働をすると生活保護が打ち切られたり減額される。そこでうっかりを避けるため貯金はしないで仲間から借りた金銭を返す、消費することになる。もし盗まれたら、金の出所が詮索され安定収入の生活保護が危うくなる。この知識の情報が刑務所から出て、軽い犯罪で刑務所に出戻る犯罪者と同じである。生活保護者と刑務所内の受刑者と差はない。あるのは刑務所なら医者付きである。住まいもあるし一定の時間で食事が出る。そして刑の長さに関係なく、死を待つことになる。
 子供の見守りも有償か無償の差で、築地市場の周囲の歩道を山谷で集められた人たちが集団で見せつけるように朝日新聞社前の歩道を清掃行進していた。もしホウキが銃だったら戦時中の軍隊行進の様に見えるだろう。これは東京都の左派報道に対するやっている感の演出といつも築地で思っていた。やらせ報道。
 ある記者の回想で世の中が平穏な時に記事を探す時は動物園と築地市場と言うのがあった。本当に築地は知らないことが多すぎて、さらに日々変化している。日本で学歴が不要な世界。いるのは労働常識。 
無断欠勤はダメ。後は体力。できれば運転免許、最低は原付。
 
 戦後の過激派の幻想は資本主義がいきずまると、農民と下層労働者が武器を持って立ち上がると考えていた。とてもじゃないが立ち上がることは無い。10時のパチンコ屋の開店を多くの人が待機している。
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