河津桜
2007年02月22日 | 桜
河津桜の原木
昭和30年、この家の主、飯田勝美氏が河津川沿い冬枯れの雑草の中で芽吹い
ている1m位育った桜の若木を偶然見つけ、庭先に植えたのが河津桜の始まり。
10年あまり経った昭和41年にやっと花が咲き始め、同年4月咲くのを見届けて
飯田氏は永眠されたという。
新種と分かり、それまでは飯田氏の屋号にちなみ小峰桜と呼ばれていたが、
昭和49年河津桜と命名された。
オオシマサクラ系とカンサクラ系の自然交雑種で
見慣れている染井吉野より濃いピンク色をしている。
高さ10m、枝を広げた幅10m、幹回り115cm。
シーズン中の土・日は、駐車場に入れない車で道路も
凄く渋滞するほど人気の河津桜が私より若いのに驚いた。
長寿でありながら毎年、驚くほどのきれいな花を咲かせる人気桜だという。
姥桜の私とはえらい違いだ。