九州では神の郷温泉で連泊するつもりだったが、旅行人山荘の評判が良いので1泊をここで泊まる事にした。
部屋から望める中庭に早朝、鹿が食事に現れた。
4頭のうち一番大きい雄鹿は警戒心が強いようで、辺りをきょろきょろ。
う~ん、芝生が食べられている~、と、心配したが、よく見ると雑草がいっぱいで、雑草処理をしてくれ宿泊客も楽しめるなら一石二鳥かもしれない。
霧島温泉の高台にある大きなホテル。
玄関脇に珍しい石造りのポストが置かれていた。
ポストの説明文。
1819年に発見された丸尾温泉。
丸尾旅館として創業、昭和43年に現在地へ移転し「霧島プリンスホテル」となり、平成9年に旅行人山荘と名称を変更した・・・と、宿の案内にあった。
部屋は眺めの良い10畳の和室。
広縁の一方には少々年季の入った大きなドレッサー。
反対側には冷蔵庫。
え~っと、中身はどうだったかな?
ユニットバスにウォシュレットのトイレ。
お着き菓子も3種。
部屋の窓からの眺め。
標高700mに位置する宿、眼下には霧島温泉街、はるかかなたに桜島が望まれた。
中庭にある足湯から桜島を望む。
限定20名ほど蛍見物に無料で連れて行ってくれた。
チェックイン時に参加を打診されたので、即座に「行きます!」。
宿へのチェックイン順なので、遅くチェックインしたならすでに満員で参加不可だっただろう。
手持ちのコンデジで、蛍の光る方向めがけて撮ったので、光は点でしか撮れていない。
宿のマイクロバスに乗り、霧島温泉駅前から少し上った所で、用水路のような細い流れだが、環境をよく手入れされているのだろう蛍の数は凄かった。
都会育ちの私はこんなに光る蛍を見るのは初めてだった。
相方は子供の頃、近所で蛍が飛び、それを捕まえて蚊帳の中で楽しんだらしい。
翌朝、御昇天だったとか。
以前、伊豆の松崎の宿でも夕食後蛍見物に連れて行ってもらったが、その時よりも数はうんと多い。
くしくも翌日泊まった神の郷温泉でも蛍見物ツアーがあり(こちらは有料で300円/一人)、これにも参加したが
蛍の数は、ここ霧島の方がうんと多かった。
もっともその日の天候や気温にも左右されるようだが。