
風呂は部屋がある1階に男女別の大浴場があり、夜は24:00まで、朝は5:30~9:00までで、男女の風呂が入れ替わる事はない。

脱衣所も広くてきれい。

鍵のかかる脱衣箱に、キーBoxも完備。
タオル類は部屋から持参。

アメニティも揃っているが、化粧落としやクレンジングは、出来れば浴室内に置いて欲しい。
女性用の大浴場には、成分分析表は掲げられていない。

大きな内湯の外に露天風呂。

2本の源泉をブレンドした湯は源泉掛け流しで、湯船の縁からあふれ出る。
朝、この内湯は湯が抜かれ清掃されたんだろう、湯が満杯にはなっていなかった。
口に含むとやや塩味で、つるつるもあり、上品な硫黄臭がする良い湯だ。
ただし湯上りはベタ付く。

洗い場も仕切りがあり、シャワーは止めるまで出っぱなしで使いやすい。

初めてお目にかかるポーラ製のシャンプー類、お洒落な容器で柑橘系の良い香りはするが、シャンプーは洗い上がり少々ごわつく。
旧来のポーラ製品の方が良いと思った。

露天風呂に湯船は3つ。
手前の陶器製の湯船の湯が一番ぬるい。
陶器製は一人用の大きさだが、入ればもったいない程湯があふれ出る。

ここの湯は熱いめ。

露天風呂から眺めると田園風景で、宿は結構開けた場所にあるんだと思った。

貸切風呂が2階に2ケ所あり、宿泊者は無料でどちらか1ケ所、予約して入れる。
広い「みっけの湯」に入りたかったが、メンテ中という事で「瞑想の湯」しか予約出来なかった。
脱衣所に入ると、異様な臭いがする。
温泉臭に湿気臭さが混じった臭いかな?

浴室は上部にある窓も開かず、臭いは脱衣所よりひどい。
洗い場が畳敷きというのが売りのようだが、これも臭いを醸し出す一因なのではないかと思ってしまう。
最近、閉所恐怖症気味なので、ここは早々に退散。

ちょっと意図しておられるのとは大きな隔てがあるような気がする。
- 源泉名:華山温泉2号井
- 湯温:44.8度 PH=8.2 湧出量:130L/M
- Na=1287 Ca=198 K=55.7 Mg=12.3 Cl=1775 硫酸イオン=372.6 HCO=61.9
- 成分総計:4024.1mg/Kg ナトリウムー塩化物泉
貸切風呂はイマイチだったが、大浴場、部屋の露天風呂は大いに満足。


どの成分も尖ってはなく、うまく調和して良い湯になっているし、湯も定期的に換水されているようだし、何よりも源泉掛け流しが嬉しい。