風呂は1階、男女別に内湯と露天風呂があり、時間によって入れ替わる事はなく、夜は24:00まで、朝は5:00から入れる。
鍵のかかるロッカーはなく、ヘアーブラシ、シャワーキャップ、コットンなどはあるが、化粧品関係は無し。
換気がよくないのだろうか?浴室は湯気でもやっていた。
加温した浴槽しかなくて、源泉風呂はない。
源泉温度は10度ほど。
源泉そのままなら冷たくて入れないかもしれないが、源泉に浸かりたい。
せっかくの炭酸泉なのに、加温してあるので泡付は全然ない。
加温浴槽の下から源泉がぷくぷく湧き出す泉岳館のあの風呂が楽しかったなぁ。
男女の仕切りの間から加温した源泉が注がれるが、湯口は風呂の中。
泡付のぬるぬる感はないが、炭酸水素が4350mgと多量に含まれているので、つるつる感は凄くあり、存在感の大きい湯だ。
凄い湯量だと思うが、湯船からあふれる事が少なく、空気が送られているのか?と、思った。
たまに湯船からあふれたが、ほとんどあふれない。
脱衣所に循環ではなく掛け流しだと表示されていたが、このあふれ具合を見ると、果たして掛け流しなんだろうか?と、思ってしまう。
成分総計 11124mg/Kg という濃い源泉なので、湯船の縁や底、中板は温泉成分で覆われコテコテ。
管理・清掃も大変だろう。
- 源泉名:桃原館4号泉 桃原館とは今はない宿名で、ここが持っていた源泉なんだろう。
- 温度:10.8度 PH=6.46 湧出量:2 L/M と分析表にはあるが、こんな少量ではないでしょう。
- Na=1841 K=58.3 Mg=23 Ca=241.3 Fe2=16.4 Cl=1552.5 HCO3=4350.7 CO2=2689.7
- 含二酸化炭素-ナトリウム-炭酸水素塩・塩化物泉
露天風呂は温泉ではなく、山水の沸かしたもの。
少しだがアブが飛び回り、ゆっくり入ってられないし、非温泉なのでほとんど入らなかった。
露天風呂から眺める庭園。
風呂場の横に観音様が祀られた飲泉所があり、ここでもペットボトルに湯を汲んで帰る。
やや塩分が効いた炭酸水で、これでご飯を炊くとおいしい。
源泉は間欠泉のように多量に出たり、ちょろちょろだったり。