もう一度ガザ海老を食べに行こうと、民宿明治への道すがら白山平泉寺を再訪。
梅雨時の苔庭はさぞ美しいだろう・・・と。
と、言いながら去年も同じ頃に来ていたんだ。
その時の記事はこちら。
門柱の白山神社の上には平泉寺と彫られていたのだろうか?
明治の廃仏毀釈で削り取られたのだろうか?
慶長年間に造られたという旧玄成院庭園へ。
庭園の拝観料は50円。
もっとも狭い庭なので、ざぁっと見渡して終わり。
白山平泉寺は拝観料などとらない、タダ。
再び、どこやらの苔庭のぼったくりを思い出し憤慨。
この庭、枯山水様式らしいが、石や砂は苔で覆われてしまっている。
いつまでもカメラ構えている私に「まだか~、行くでぇ~」と。
観光バスが2台も停まっていて、嫌な予感が的中。
Y旅行のバッジを付けた一団が通り越して行く。
へぇ~、ツアーに組み込まれる観光地になったんだ。
静かに、そっとしておいて欲しいのに。
日曜日だからか、個人の観光客も多かった。
私もその一人だから文句は言えない。
社への石段はあるが、びっしり張り付いた苔を踏んで行く気にはならない。
左に子供を抱いた狛犬、右は足元に玉を抱えていて、これは牡だな。
ふさふさ尻尾のようなヒノキ苔がよく目についた。
後、杉苔だと分かったが、他は・・・?
正面の拝殿は1859年に再建されたもので、1574年兵火により焼失した以前の拝殿は、間口45間もある日本最大の拝殿だったらしい。
点在する石は、以前の拝殿の礎石。
あいにくの雨だったが、これだけの緑に接し清々しい気分で白山平泉寺を後にした。