串カツ子の旅日記

美しい国、日本。まだまだ見たい所がいっぱい。
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岩惣のご飯

2016年06月25日 | 宿-中国・四国

岩惣の夕食は部屋で。

18:35からのナイトクルーズに出かけたので、夕食は19:00過ぎに始まった。

向暑清涼の膳と名付けられた献立。

食前酒はオレンジとアペロールのリキュール。

アペロールって何だぁ・・・?

 見かけだけでない、味良く丁寧に作られた八寸。

笹巻き若鮎、生ハムチーズ鳴門揚げ、キジの塩麹焼き、レモン鱒スモークと蓮根、南京カステラ、赤いのは、山桃の実だったかな?

手前の小鉢にはジュンサイと白いのは柚子の花。

箸染め とも言う先付は、新玉醍醐寄せ。

白ばい貝、オリーブ、ディル添え。

新玉・・・?ってタマネギだったかな?

醍醐寄せって何・・・?もっとしっかり聞けばよかった。

 お造りはサワラ。

さっと炙ってたたきにしてあり、ポン酢で頂くが、量が多くて持て余す。

我が家ではサワラを生で食べる事は出来ない。

海のそばならではの新鮮さだけど、外国人にはどうなんだろう?

生魚食べられない、食べきれない・・・英語が話せるなら聞いてみたい。

外国人の夕食は、ベジタリアンやムスリムの方の特殊な料理には応じるが、普通は日本人と同じメニューが出される。

朝食時の観察では、器用に箸を使う人もいれば、おかしい人も・・・。

それでも意外とフォークを希望する人は少ないらしい。

丸ごと日本を味わうという姿勢なのか、エライなぁ

            

 焼き物は宮島名物穴子。

モッツァレラチーズがとろりとかかり、穴子はふっくら、肉厚で凄くおいしい。

冷やし煮物は丸ナス京味噌仕立て。

にし貝の揚げたものがのり、蕃茄(ばんか)添え。

蕃茄って何?

トマトの別名でした。

おいしかった~。

 

和牛の蒸し物を胡麻だれで頂く。

下に隠れているのはささがきゴボー。 

海老真薯の東寺揚げ 

 〆は鯛飯。

鯛の刺身がたっぷりあるので、そのまま食べたが、これがよく活きていておいしい。

ご飯の上に鯛の刺身と海藻、わさびを乗せ、手前の出しを掛けて食べる。

出しの中にはうずら卵の黄身。

う~ん、出しがちょっと甘い。

〆だからあっさりとお吸い物程度の味で良いと思うんだが・・・。 

にくいねぇ、この盛り付け。

宮島の海に上がるお月様・・・って感じかな?

グレープフルーツのゼリーにハチミツのサバイヨンかけと抹茶のムース。

 夕食時間が少し遅かったせいか、間が空く事もなく、丁度良いタイミングで料理が出てきた。

これはちょっと・・・と、思う料理もあったが、総じて味付け良く、素材も多種で満足。

 


 

朝食は1階のレストランで。

外国人の客のみ、和・洋が選べる。

ざっと見渡した感じ、洋食の人が多かったような。

 食材は上質なものが使われていると思うが、内容的にはちょっと貧弱かな。

前日の湯田温泉松田屋ホテルの豪華な朝食とは比較にならない。

朝食、もう少しグレードアップして欲しい。  

二度目の岩惣の食事はこちら