岩惣の夕食は部屋で。
18:35からのナイトクルーズに出かけたので、夕食は19:00過ぎに始まった。
向暑清涼の膳と名付けられた献立。
食前酒はオレンジとアペロールのリキュール。
アペロールって何だぁ・・・?
見かけだけでない、味良く丁寧に作られた八寸。
笹巻き若鮎、生ハムチーズ鳴門揚げ、キジの塩麹焼き、レモン鱒スモークと蓮根、南京カステラ、赤いのは、山桃の実だったかな?
手前の小鉢にはジュンサイと白いのは柚子の花。
箸染め とも言う先付は、新玉醍醐寄せ。
白ばい貝、オリーブ、ディル添え。
新玉・・・?ってタマネギだったかな?
醍醐寄せって何・・・?もっとしっかり聞けばよかった。
お造りはサワラ。
さっと炙ってたたきにしてあり、ポン酢で頂くが、量が多くて持て余す。
我が家ではサワラを生で食べる事は出来ない。
海のそばならではの新鮮さだけど、外国人にはどうなんだろう?
生魚食べられない、食べきれない・・・英語が話せるなら聞いてみたい。
外国人の夕食は、ベジタリアンやムスリムの方の特殊な料理には応じるが、普通は日本人と同じメニューが出される。
朝食時の観察では、器用に箸を使う人もいれば、おかしい人も・・・。
それでも意外とフォークを希望する人は少ないらしい。
丸ごと日本を味わうという姿勢なのか、エライなぁ
焼き物は宮島名物穴子。
モッツァレラチーズがとろりとかかり、穴子はふっくら、肉厚で凄くおいしい。
冷やし煮物は丸ナス京味噌仕立て。
にし貝の揚げたものがのり、蕃茄(ばんか)添え。
蕃茄って何?
トマトの別名でした。
おいしかった~。
和牛の蒸し物を胡麻だれで頂く。
下に隠れているのはささがきゴボー。
海老真薯の東寺揚げ
〆は鯛飯。
鯛の刺身がたっぷりあるので、そのまま食べたが、これがよく活きていておいしい。
ご飯の上に鯛の刺身と海藻、わさびを乗せ、手前の出しを掛けて食べる。
出しの中にはうずら卵の黄身。
う~ん、出しがちょっと甘い。
〆だからあっさりとお吸い物程度の味で良いと思うんだが・・・。
にくいねぇ、この盛り付け。
宮島の海に上がるお月様・・・って感じかな?
グレープフルーツのゼリーにハチミツのサバイヨンかけと抹茶のムース。
夕食時間が少し遅かったせいか、間が空く事もなく、丁度良いタイミングで料理が出てきた。
これはちょっと・・・と、思う料理もあったが、総じて味付け良く、素材も多種で満足。
朝食は1階のレストランで。
外国人の客のみ、和・洋が選べる。
ざっと見渡した感じ、洋食の人が多かったような。
食材は上質なものが使われていると思うが、内容的にはちょっと貧弱かな。
前日の湯田温泉松田屋ホテルの豪華な朝食とは比較にならない。
朝食、もう少しグレードアップして欲しい。
二度目の岩惣の食事はこちら。