串カツ子の旅日記

美しい国、日本。まだまだ見たい所がいっぱい。
温泉、宿屋、食べ物、紅葉、桜、街並み・・・興味の対象は尽きません。

雨の知床五湖大ループ

2018年06月17日 | 旅-北海道

2018.05.08  今日は知床五湖の大ループを歩く。

連日の寒さで開通していたハズの知床横断道路は通行止め。

もちろんカムイワッカの滝までも行けない。

知床五湖には積雪有り。 

五湖駐車場(有料¥500)に車を停め、知床五湖フィールドハウスへ。

250円でチケットを買い、立ち入り申請書に住所・氏名などを記入し、約10分程のレクチャーを受ける。

ヒグマ対策が中心だったかな。

日本人2x2名、中国系2x4名の4グループ12名で出発。 

5月9日までは植生保護期という事で、レクチャーを受ければ自由に五湖を散策出来るが、
5月10日からはガイドツアー
参加しなくてはいけない。

ガイド料が一人4000~5000円必要。

5月8日なので、自由に回れる最終日だった。

自由と言っても一方通行で、ルートを逆戻りする事は出来ない。

ヒグマに出会ったら逆戻り不可なんて言ってられないでしょうが、途中で体調が悪くなった時など逆戻り可能なのか?

確かめるのを忘れたが、多分大丈夫でしょう。

このルート上にトイレはない。

いきなり水芭蕉の群落。

この先、アチコチで水芭蕉の群落を見かけた。 

熊避け鈴は持っていた。

ないよりはマシという事でリュックに付けてチリンチリン。

しかし、びびりの私、熊と出会うのは怖い。

なるべく人に付いて行こう。

 木々は雪を被っていた。

 

時々小雨が降る天気で、湖面はもやっている。 

相方はマイペースで前方を歩き、私は中国系外国人に付いて行く。 

 ぬかるみがあるので長靴が有効と聞いていたので、持参して来た
スパッツを足元に装着したが、
ぬかるみで困ったという事はなかった。

晴れていれば背後に知床連山が見えるだろうに・・・。 

でも、この墨絵のような光景も美しい。

 

 Pから出発して右回りに五湖から歩きます。

 ウインドブレーカーの中に薄手のダウンを着て歩きましたが、これで丁度良く、暑いという事はなかったです。

中国系グループを追い越し相方に近づくが、相変わらずのマイペース。

写真を撮りながらの私。

私だけ熊に出会ったら・・・、冷たいぞぉ。 

一部木道もありますが、コース全体は歩きやすいハイキングコース。

小さな子供でも充分歩けるでしょう。

幻想的で曇りもいいかな。 

 

 

 

 

私達は全長3キロ、所要1時間30分の大ループを歩いたけど、約半分の1.6キロ所要40分の小ループもあり、ここは小ループの終点。 

 

 

 

一湖が見えて来ました。 

 

高架木道へ上がります。 

ヒグマと遭遇しないか緊張しながら歩いた私、ここでやっとホットしました。

 地上遊歩道からの出口で、高架木道からは行けません。

 一湖です。

まだ芽吹きではないですが、昨年の6月中旬には緑の草原。

GWも終わり、雨とあって観光客もまばら。

静かでいいなぁ。 

 

 

 山は全く見えない。

以前に美しい山容を見ているからいいけど、初めて来てこの光景だとお気の毒。

 高架木道を歩くのには何の制約もないが、見えるのは一湖だけ。

昨年の6月、知床連山もくっきり見えたので、それだけでも満足だったが、
何か物足りなさを感じてリベンジしようと思っていた。

今回天気は悪いが、五湖が見れる大ループを歩けて大満足。

知床へ行かれるなら時間に余裕を持って、是非大ループを歩いてみて下さい。

知床を楽しむにはクルーズ船、温泉が流れるカムイワッカの滝、フレベの滝、
知床峠・・・色々ありますが、自分の足で歩く五湖めぐりが一番印象に残りました。