中禅寺湖畔に建つ「ホテル湖上苑」が今宵の宿。
元は旧外国大使館の別荘だったという。
道路から一段下がった、ほんとに湖畔にその建物はあった。
道路を隔てた展望テラスから建物を撮る。
2階の洋室を予約していた。
年季が入った建物、足音が階下に響くのではないかと少々心配。
眺めはすこぶる良い。
そして窓から覗かれる心配もない。
湖から吹き込む風で涼しいが、クーラーはないので真夏には少し暑いかもしれない。
扇風機は置かれていた。
朝、部屋から撮った中禅寺湖。
霧がたなびく辺りに八丁出島があるはず。
紅葉の頃はさぞかし美しい眺めを部屋から堪能できる事だろう。
畳敷のツインの部屋に広縁。
広縁には洗面台と反対面には空の冷蔵庫がある。
広縁の方から部屋の入り口方向を見る。
ユニットバスにトイレはウォシュレット。
宿に入った途端感じたのは、陶芸家さんがおられるのだろうか?立派で大きな陶器がアチコチにある。
オーナーが仕入、販売もされてる益子焼きがズラリ廊下に並んでいた。
並んでいるのは大型が多く手の出る価格ではなかったが、食器にも益子焼きの器が使われているので、これは楽しみ。
風呂場に向かう所にある洗面所などもアメニティが揃い、古いながらもきれいにされている。
2階に洋室6部屋、1階に和室が4部屋あり、1階の一部屋を除き全てトイレ付。
食事は「グリル」で朝・夕共に頂くが、グリルの奥には湖に手が届きそうなテラスがある。
遊覧船乗り場の「船の駅中禅寺」はすぐ隣。
1階の和室も気になっていたので、チェックアウト時見せていただいた。
きれいにリニューアルされている様子。
次はこの和室に泊まりたい。
夕暮れ迫るサンセットピアを歩いてみるが、平日の夕方とあって誰もいない。
東照宮辺りの賑わいがウソのような静かな中禅寺湖畔。