中国道吉和インターで下り、中国道に沿って国道186号線を走り、県道41号線へ。
つつがライフル射撃場を横目で見ながら、くねくね山道を走り湯来温泉へ。
湯来温泉と近くにある湯の山温泉は古くからある広島県の数少ない温泉地。
放射能泉と地味な泉質のため、今まで行くのをためらっていたが、九州からの帰り道1泊するのに丁度よい地点にあり、今回泊まる事にした。
さすがに広島市の施設だけあって大きくきれい。
施設は広島市、運営はグリーンホスピタリティマネージメントという民間に委託されている国民宿舎。
ロビーに神楽の衣装が飾られている。
湯来ロッジでは、毎月第2、第4日曜日に神楽公演が開催される。→コチラ
若い頃、高千穂で高千穂神楽を見た事があり、その時の感動が忘れられないでいる私、湯来ロッジの神楽も見てみたい。
広々したロビーの奥に男性・・・?
清泉寮のポール・ラッシュさんのようなこの施設に曰くある人かな?と思い、近寄ってみたが、ただの木彫りの男性像だった。
ロビーからエレベーターの方へ歩いた所、1階に4部屋程ある客室は、バリアフリー客室なんだろうか?
エレベーターで2階に上がり、ツインの洋室へ。
最近和室の方がくつろげるので、洋室より和室を選ぶ事が多いが、宿のサイトなどで和室の写真を見る限り、広縁に椅子が見当たらない。
椅子が欲しい。
洋室の写真では椅子とテーブルのセットが写っていたので、今日は洋室。
部屋も広々、チェストも広い。
全然使わない引き出しもズラリ。
全館禁煙で2階の大浴場近くに喫煙スペースがある。
加湿器も備えられ、部屋は十分過ぎる程の設備、さすが広島市。
電気ケトル、冷水も用意され、お茶はティバック。
お着き菓子のこんにゃくういろうは、ちょっと頂けない。
こんにゃくはこの辺りの名産品だが。
部屋に入って右手にあるトイレブースも広くてきれい。
洗面台も広くて、使いやすい。
浴衣はS~LLまで置かれている。
さすがに足袋まではない。
オートロックではないのに、鍵は2本。
九州での前泊2軒は、オートロックなのに鍵は1本しかなかった。
窓からは水内(みのち)川 が眺められ、遊歩道には花散った桜の木が並ぶ。
桜の頃はさぞ美しかっただろう。
良心的な価格設定だわ。