8:00にアエルのマイクロバスで出発。
所要1:30なので、朝食は先に済ませなければいけない。
天気は小雨。
まずは誰でも行ける展望台へ。
広い敷地に調教場が点在する。
山裾の方に2400mの芝コースがあり、ここでは重賞レースに出るような競争馬を調教する。
手前の建物は馬を預けた馬主さん達の宿舎だったかな?
ちょっとあやふや。
一般の牧場から一頭¥1000/日で預かり、約9ケ月間、走れるようになるまで調教する。
JRAは年間50頭ほどの一歳馬を買い、9ケ月間調教して春の展示会に出し、最終的なセリは東京競馬場で行われる。
敷地内にはゲートもあり、ゲートに入る訓練もする。
訓練、調教しなければ競馬場で走る馬にはならない。
当たり前の話かもしれないが、競馬、映画やテレビの乗馬シーンしか知らない私には目からウロコのような話だった。
青々とした芝生が一面に広がり、贅沢な施設だなぁ。
案内してもらったアエルのスタッフさんが、「JRAはお金持ちだがアエルの方は・・・。」と、嘆かれる。
競馬ファンの皆さんのお蔭・・・かな。
JRAの育成牧場は、この日高ともう1ケ所宮崎市にある。
一周1600mのダートコース。
敷地内の展望台。
軽種馬はサラブレット、ばんえい競争で使われるばんばを重種馬というらしい。
これは確か2000mの芝コース・・・だったかな?
右は一般道路、左はお馬が歩く道。
小雨がずっと降っていたせいか、屋外での調教風景は見られなかった。
唯一調教風景が見れた屋内直線馬場。
幅7m、全長1000mのコースが2本。
フラッシュをたいての写真撮影は禁止。
調教騎手の養成学校もあり、この人達は生徒さん。
今年の新入生22名のうち女性が半数の11名。
入学希望者が少なくなってきている中、外国人、とりわけインド人の騎手が多くなっているらしい。
引退した馬もここで余生を送っている。
アエルのスタッフさんのお気に入りの馬かな?
「おやつをあげていいですよ。」との事で、囲いの外に生えている草をちぎってやる。
ラワンふき、食べるかなぁ・・・?
食べました。
1時間30分、アエルのスタッフさんの説明を聞きながら、一般では入れない施設を見せていただいた。
6月~10月まで場内見学ツアーが開催され、事前申し込みで見学出来る。
しかし、アエルに泊まれば4月~10月まで毎朝開催されている様子。
アエルに戻り、チェックアウトの用意をする。