湯量豊富で源泉掛け流し、設備が整った、それに食事もおいしいという姫川温泉ホテル國富。
一度泊まってみたかったがやっと念願が叶い、平日限定のリーズナブルプランで投宿。
糸魚川インターからのアクセスだったが、国道148号線はスノーシェットが延々と続く。
きっと冬は雪深い所なんだろう。
ロビーで煎茶とお迎え菓子を頂き部屋へ。
部屋は4疊の広縁が付いた10畳間。
入口を入った左手にバス・ウォシュレットのトイレ・洗面所。
空の冷蔵庫に電気ポットと、必要な備品は揃っているが、このポット古いのか湯を出すのに一苦労。
指が痛くなるほどだった。
朝・夕共に食事は足がおろせる広い食事処でいただく。
シーズンオフの平日とあって客は少なく、静かを通り越し少々寂しい雰囲気。
ツアー客は別室で食事。
騒がしいのも嫌だけど、もう少し賑わいがある方がいい。
前菜は野菜のテリーヌ、ブイヨンゼリー添え。
キャベツで巻いた中にはアスパラやわらび、カニにエビ・・・と、多彩でひとつづつ味わいながらいただいた。
一人鍋は「あいなめの春香鍋」。
刺身のツマでしか食べない浜防風、少し苦いがおいしい。
あいなめも火を通らせてあるので、生臭みは全然なく、出しもいい味でおいしい。
もう少し量があってもいいし、これ目玉料理になるような気がした。
6種の日本酒から3種選ぶ「効き酒」 。
それぞれ銘柄の枡で運ばれる。
カニ爪とサーモンの土佐酢ゼリー掛け。
ジュレはもう少し酸味をおさえた方がおいしいかな。
さすが日本海にも近い所、刺身も新鮮、量も丁度良い。
車麩とタコの柔らか煮。
他に茶碗蒸しやもち豚のパイ包みなど・・・。
夕食は適量で、どれもおいしくいただいた。
翌朝、ロビーで甘エビの味噌汁がふるまわれる。
朝食前だけど、囲炉裏端で熱々味噌汁で胃を目覚めさせる。
甘エビごろごろ、いいお味。
朝食は案外普通。
焼き魚もなかったような・・・。
コンロで温野菜。
なかなかおいしかったが、下に敷かれたもやしは食べにくくていただけない。
お風呂は後日。