新幹線の新山口駅でのサービス、手ぶら観光サービスを利用し、大きなバッグを預け、
手ぶらで観光し湯田温泉松田屋ホテルへチェックイン。
規定では、宿に荷物が着くのは16:00という事だが、15:00にチェックインするので・・・と、
言っておいたら15:00のチェックイン時、フロントに届いていた。
実に便利なサービスです。
今回の部屋は、本館露天風呂付き和洋室の含雪。
ちょっと迷子になりそうな館内を移動し、維新の湯の前にある部屋へ案内される。
狭くて暗い入り口の奥には、優雅な空間が広がっていた。
写真左側が入り口で、入ってすぐ左側に冷蔵庫(中身入り)やお茶のセット、その裏にトイレ。
主室は8畳間で、食事は朝・夕共にこの部屋で頂く。
広縁も廊下も全て畳敷で心地よい。
床柱の木は何だろう・・・?
部屋付きの若い仲居さん、知らないだろうなぁ・・・と、聞かずじまい。
お着き菓子は御堀堂の外郎(ういろう)。
白、黒、抹茶と3種類あるが、私はコクのある黒外郎が好き。
抹茶はぬるくて少ない。
前回泊まった時の仲居さんが点てたお抹茶の方が、たっぷりな量でおいしかった。
いぃなぁ~、織部の大きな灰皿。
こちらはベッドルーム。
ベッドルームにも大きなテレビ、空気清浄機もあり。
ベッド ルームの横に洗面所。
そして横には露天風呂。
この宿の浴衣はやや大きめなので、普通に着るサイズより一サイズ落とした方が良い。
今回は女性3人だったので、小サイズ3枚が用意されていた。
赤い不織布のポーチは、パンフレットなどを入れるのに丁度良い。
定番のビニールの巾着袋はもう要らない。
ふかふかのバスタオルとスポンジも有り。
前回泊まった本館で一番リーズナブルな部屋には、電気ケトルはなかったが、この部屋にはあった。
冷水と普通のポットには熱い湯が。
ドリップコーヒーが人数分置かれている。
もちろん、コーヒーカップも。
部屋の外にも広縁が二方向にあるが、屋根がないので大雨が降ったこの日、広縁はぼとぼと。
露天風呂の浴槽の上には簡易な屋根が架かっていたので、雨にじゃまされる事なく湯を楽しんだ。
浴槽の湯は庭園の池に流れ込むようで、露天風呂回りでは石鹸類はいっさい使えない。
右手にシャワールームがあり、洗髪や洗顔はもちろん、掛け湯もこのシャワー室で済まして露天風呂へ。
御影石(?)をつるつるに磨き上げた浴槽に適温の湯が流れ込む。
温泉と水の蛇口があったと思うが、一度も調節をした事はなかった。
この塀があるおかげで、庭園から部屋を眺められない。
逆に言えば、部屋に居ながら庭園を眺める事は出来ない。
どちらが良いか予約をする時少々迷ったが、外から見られるのは嫌!と、いう要望で、この部屋にした。
結果的には、落ち着いて過ごせて良かったと思う。
露天風呂から庭園に出て行ける。
この日、空いていた隣室(甲東)が見えてます。
庭園の滝の上へ上がって行くと、浅層(せんぞう)泉源と書かれた札が架かり、生ぬるい湯が桝の中に流れ込んでいる。
札には(地下水)とある。
桝の中には白いワカメのような湯の花がいっぱい。
ははぁ~ん、これも湯田温泉の泉源の一つなんだが、ぬる過ぎて利用されてないんだろう。
と、勝手に解釈。
一晩中入れる源泉掛け流しの何か所かの風呂は、前回アップしたので省略。
一番人気の貸切風呂維新の湯は、ちょっと掃除が行き届いていなかったような気がする。
そしてやはり私の一番のお気に入りは、0:00で女湯になる岩の湯。
又、鱧を食べに行きたいなぁ。