走っているうちに突如現れる千波地層切断面には、知っていてもうわ~っと驚く。
トウシキキャンプ場にやって来た。
誰も居ない。
広い芝生にテントが幾張も張られ、夏は賑わうのだろう・・・か?
元日にはここで初日の出を見るツアーがあったらしい。
海岸近くに出たかった。
地元の方に道を聞くと、この段丘の左手に細い道があるらしい。
それがこの道。
狭い!そして赤い。
ボムサッグ・・・という。
噴火の時に飛んで来た噴石が火山灰の層にめりこんだもの。
これが見たかった。
夏には賑わうらしいトウシキ海岸。
砂浜というのはなく、岩がごろごろ。
大島で白い岩石を見るのは初めて。
白っぽい地層は火山灰だろう。
大島はどこを見ても火山を感じる。
それもそのはず、火口から噴きあがった溶岩で出来ている島なんだから。
地球の活動遺産が見れる場所ジオパーク。
日本各地にあるだろうが、はぁ凄い!と、何度も驚き感動した大島ジオパーク。
波浮の港展望台から波浮の街並みを。
噴火で出来た火口湖だったのが、江戸時代に起きた小田原地震
の津波で海とつながった波浮港。
月と砂漠ライン への取付道路、前回はゲートが閉まっていたが
この日は開いていた。
レンタカーを借りる時、ここは走ってはいけないとは
言われていない。
前回の伊豆大島レンタカーでは、御神火ラインとこの月と砂漠
ラインは走行禁止だった。
行こっ!
ほとんど一車線の道が続く。
20分程で駐車場に到着。
車はここまでで、この先は歩かなきゃいけない。
トーシキ海岸や波浮の港辺りでは曇天ながら霧に
包まれる事はなかったが、少し標高が高い所は一面の霧。
黒い溶岩の砂礫の道を進む。
第一展望台はどこだろう?
もう10分は十分歩いている。
霧で何も見えない。
展望台へ行っても同じだろう・・・と、引き返す。
天気が良ければ一面黒い世界が見えただろうに、残念。
これも宿題かな。
今回借りたレンタカーはタント。
日曜日の午後とあって、車はこれしかなかったみたい。
24時間で¥6200と安い。
キズの確認などなく簡単でいい元町レンタカー。
おじいちゃん達がやってるという感じのレンタカー会社。
宿題があったので大島公園の椿を見に。
温室の入り口は華やか。
う~ん、2週間前と全然変わってない。
この椿、開くのだろうか?
大島桜と椿の競演。
熱海に戻って来た。
駅前の足湯は大はやり。
驚いた!タオルの自動販売機がある。
考えた人、エライ!
遠いからと敬遠していた伊豆大島は見所いっぱいだった。
熱海からジェットフォイルで1時間もかからない。
関西からも手軽に出かけられる。
又、季節を変えて行ってみたいし、もう少し足を延ばして
八丈島まで行ってみようかな。