串カツ子の旅日記

美しい国、日本。まだまだ見たい所がいっぱい。
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花すすき-食事

2014年03月13日 | 宿-東海

食事は朝・夕共に2階の食事処で。

夕食は個室があてがわれ、朝食はお好きな場所で・・・。

厚い1枚板のランチョンマット。

スプーンにバターナイフ、そしてお箸。

和フレンチ「春の装い」の始まり、はじまり。

四角い大きなガラス皿に盛られた前菜が運ばれてきた。

サービスのソフトドリンクは今回も冷酒にしたが、ここはグラスでのサービス。

う~ん、グラス冷酒じゃ量が足りない。

凄い!色とりどりの野菜は全部で15種類ほど使われている。

たっぷりの野菜に隠れるようにサヨリやサワラ、金太郎マスが。 

 柑橘系、甘めのドレッシングがかかり、ひとつひとつ野菜の名前を確認しながら食べるのは楽しい。

きんしんさい・・・一つだけ知らない野菜があった。

菜の花をサヨリの酢漬で巻いたもの。

前菜にすっかり満足しながら食べているとパンが出てきた。

 右、たまねぎがぷ~んと香るオニオンロール。

左は胚芽ロール。

スタッフで何度も試作、試食してこの2種類のパンになったらしい。

きめ細かくおいしいパンだったが、お替りはできないみたいな雰囲気。

「お替りは・・・?」とも聞いてくれないし、こちらも気取って言い出せない。

菊芋のスープにトリュフの香りを閉じ込めたオイルがトッピング。

魚料理は、サワラのソテー 梅ソースかけ。

小さなグラスに「きのこ出汁」が付いてきた。

サワラにかけるのかと思えば、違った。

そのまま飲むんだって。

脂っぽくなった口の中をさっぱりさせてくれた。

肉料理は「西麓牛スジの煮込み 金山寺風味」。

ユズ胡椒でいただく煮込みは甘い目の味。

やや脂っぽいが、柔らかくておいしい。

 添えられた焼き野菜もおいしい。

こちらは相方がグレードアップした「西麓牛温石焼き」。

熱く熱した石の上でお好みの焼き加減に。

チェックイン時に勧められ、肉好きな相方は懐具合も考えず即決。

通常料金より1890円アップとなった。

パンのお替りがないのも、このご飯が出るからだろう、「おぼろ昆布の出し茶漬け」。

おぼろ昆布、とろろ昆布の味にはうるさい大阪人だが、このおぼろ昆布はおいしい。

濃厚な出汁が添えられたが、お茶漬けにはせず、おぼろ昆布でご飯を食べ、出汁は吸い物風代わりに。

 テーブルの上に一つお皿があり、この皿はどうして使うのだろう・・・?と、思っていたら最後になってコーヒー用の砂糖が運ばれてきて、この皿の上に乗っかった。

オレンジシュガー。

オレンジピールを細かく砕いたようなもので、お好みでコーヒーに。

スプーンにとり、少し味わってからコーヒーに入れてみた。

コーヒーの味は変えずに爽やかさが口の中に広がる。

 


 朝食は・・・。

 

朝食にまず野菜の盛り合わせが二人分。

スティックの人参、大根は金山寺味噌で。

まずは洋食。

スープに野菜サラダ、さくら卵のスクランブルエッグと御殿場ソーセージに焼きたてクロワッサン。

普通ならこの洋食で食事が進むのだが・・・。

洋食を食べ終わると和食が運ばれてきた。

さくら卵のたまごかけごはん と 駿河湾のしらす大根 が選べる。

私はしらす、相方はたまごがけごはん。

卵、食べ過ぎ!

豊島豆腐店の汲み上げ豆腐。

薬味無し、醤油をかけて食べるだけで、ちょっと物足りない。

コーヒーとデザート。

はぁ、ごはんは朝も夕も大満足。

このおいしかった料理をもう一度食べに行きたいが休館してしまった。

 

帰りに寄った由比漁港でのさくらエビ丼。 

 


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