串カツ子の旅日記

美しい国、日本。まだまだ見たい所がいっぱい。
温泉、宿屋、食べ物、紅葉、桜、街並み・・・興味の対象は尽きません。

長静館の風呂

2016年06月06日 | 宿-関東

  長静館の風呂、男性用は内湯+露天女性用は内湯のみ、他に無料の貸切露天風呂がある。

 フロントの前に貸切露天風呂の予約ボードが置いてあり、
部屋名の札を張り予約する。

空いていれば何度でも入浴可なので、夜と朝、2度楽しんだ。

風呂は地階にあり、2階の客室からは2階分階段を下りる事になる。

   

   女湯前に懐かしいマッサージ機。

        

女性用は地下1階だが、男性用と貸切露天風呂は、もう1階下らなければいけない。

つまり地下2階。ふ~、風呂は遠い。

           おとこ湯の左手に貸切露天風呂があり、使用中と札を返し 中から施錠。      
          女性用の風呂の横にアナログ自動販売機があり、自己申告制。

女性用の脱衣所。

        

敏感肌用化粧水・エイジングケア化粧水・乳液・保湿クリーム、う~ん、こんなに揃えてある宿、初めて。

この湯船だけの浴室。

惜しげもなく源泉が注がれ、縁から流れ出る。

長静館の独自源泉掛け流し。

 

               

 

             

                             メイク落としや洗顔も2種揃っている。

こちらは朝の貸切露天風呂。

 

秋の紅葉もさぞ美しいだろうと思ったが、この近辺、黄色く色づく木が多いらしい。

貸切露天風呂の細かいタイルの洗面台、いいなぁ~。

          

アメニティは男女両方のが揃えられている。

ここまでアメニティを揃えた宿はそうない。

こちらは男性用の内湯。

そして露天風呂。

宿の看板には湯元とある。

源泉は宿のすぐ側の川原(川中かも?)から湧いている長静館の独自源泉で、源泉名は長静館の湯

温度:55.1度 PH=7.1 湧出量:98L/M(自然湧出)成分総計:1570mg/Kg の Na・Ca-Cl・硫酸塩泉。

四万温泉にはいくつ源泉があるのだろうか?

明治湯岩根の湯源泉の成分総計2000mg/Kgに比べると若干薄いが、何よりも源泉掛け流しが嬉しい。

評判通りの良い宿だった。

大阪からは約560キロと、東京~大阪間程の距離があり、なかなか行き難い地域だが、しょっちゅう通いたいと思う宿だった。


長静館の食事

2016年06月04日 | 宿-関東

長静館の夕食は18:00、朝食は8:00と、決まっているようです。 

まずは中之条のアスパラのムース。

アスパラの香りは感じるが、結構大きくて持て余す。

ボイルしたアスパラの穂先を添えるとか(ありきたり?)、風味をひきたてる何かもう一つあれば・・・。

群馬のニジマスと色とりどりの野菜。 

ニジマスが野菜で隠れています。

 もう少しアップで・・・。

野菜の数を数え始めたが、ややこしくなり途中でやめてしまったが、30種類はあるのじゃないだろうか?

黄色いソース、かぼちゃかな?と、思ったが、人参らしい。

う~ん、思わずうなる。

野菜が持つ味、香りが壊されていない。

一つつまんで、これは〇〇、じゃぁこのソースで・・・と、楽しい一皿。

パクパク口に運ぶだけで、この楽しみを感じられない人には向かないなぁ。byうちの相方。

             

他のテーブルにはワインボトル。

我が家は日本酒。

お酒の料金は良心的。

 シャルキュトリーという料理。

豚のかしら肉と野菜のテリーヌ。

テリーヌなら分かる。

野菜はキューリは分かったが他のモノは・・・?

コリコリした食感はたまらない。

そして添えられた白菜の旨さ。

白菜を塩もみしただけのようだが、塩加減抜群。

 魚料理は、さわらのコンフィレ。

わらびを乗せたさわらは香草に隠れ、ホタルイカが回りを踊る。 

 お凌ぎは、上州牛リブロースのミニ丼。

もう1枚ぐらい欲しかった上州牛。

添えられたキャベツのおいしい事。

ボイルしたキャベツをレモンとゴマ油で味付けしただけと言われ、それなら自分ちでも出来るが、この味を出せるだろうか?

温製パテはマッシュポテトの上に乗っていた。 

割ってみると、中にはぎっしりとお肉が。

下に添えられたマッシュポテトが肉を引き立てる。 

ご飯は出ないで食事はにゅう麺。

すまし仕立てで、甘い梅干し、三つ葉、名荷でさっぱりといただく。

 

甘酒で作った氷菓子は、生姜が効いている。

いちごたっぷりのブラマンジェ。

はぁ~、こんなにわくわくしながら食べる宿の夕食は久しぶり。

ただ、料理の間が空くのには、少々困った。

1日に10人までしか予約を受け付けないのも納得できる。

食事は朝・夕共に1階の食事処でいただく。

畳の間にテーブル席。

中央の竹のオブジェは、山に登る時の杖に見えてなんだか落ち着かない。 

 スリッパは部屋毎に色が違うので間違える事はなく、いいアイデアだと思う。

朝食のテーブルです。 

 厚い切り身の鮭、ちりめん山椒、青菜のおしたし、大根の煮物かつをまぶし・・・。

蓋物の中には野菜と生麩の煮物。卵焼きには納豆が。私はおいしく頂いたが、シンプルな料理好みの相方は別々に食べたいと不評。 

舞茸と豚肉の煮込み。薄くスライスされた肉はおいしかった。

大きな椀の味噌汁にはウドがたっぷり入っていた。

 お茶、冷水、コーヒーが用意されていたが、牛乳はなかった。

コーヒーには紙コップ。

常連さんと思しき人は、部屋へテイクアウトしているようで、コーヒー好きの私、2杯目を頂き部屋へ。

一品、一品、丁寧に作られているのが食べる方にもよく伝わってくる上質な料理だった。

 

 


四万温泉長静館

2016年06月02日 | 宿-関東

 四万温泉・草津温泉・・・大阪からは遠くて、なかなか足が向かない。

そんな中、かねてより泊まりたかった四万温泉の長静館へ、奥日光への道すがら泊まる事になった。

温泉街の入り口に近い温泉口にあり、宿の真向かいにある駐車場に車を停める。 

 左手奥がフロント。

 

 ロビーから喫煙所でもあるテラスに出ていける。

吹き抜けになっている2階に、ほとんどの客室がある。 

吹き抜け部分を囲むパブリックスペース。 

            

書架には童話と料理の本が並ぶ。 

右手に部屋が並ぶ廊下を進み、左手奥が今宵の部屋もみじ 

           

    さりげなく置かれているが、手にとれば軽い。

    成型されたものか?装飾用のかぼちゃか?

    描かれた絵が可愛い。

 

 

広縁付きの8畳間。

他の8畳間には広縁がなく、椅子が欲しいのでこのもみじの間を選んだ。

西陽が強い。

窓の外は四万川の清流が流れるが、この流れの音が結構大きくて、夜、窓を閉めてもよく聞こえた。

 気になって眠れない・・・と、いう人もいるかもしれない。

                         

 部屋に入るとすぐ右手にトイレと洗面所。

  

 床の間には沖縄の紅型かな?いい感じ。

         

    大きいめの空の冷蔵庫。

    電気ポット、ウォシュレット・・・欲しいものは揃っている。

   

 

 

         

お着き菓子は2種類。

煎茶のティバックが人数分、それにドリップコーヒーも用意されていた。 

           

    足袋に驚いた。

    柄物だ。

    今までこんなお洒落な足袋は、どこにもなかった。

    普段使いできそう。

    布団はセルフで敷くが、風呂上りゴロンと出来るので、これは苦にならない。

    


日光白根山のシラネアオイ

2016年06月01日 | 旅-関東・中部

国道沿いに建ち並ぶシラネアオイ開花中の文字に惹かれ、いつも素通りしていた日光白根山ロープウェイに乗ってみることに。

 往復@2000、二人で4000円の出費はちと痛い。

ゴンドラタイプというのか?グループ毎に貸切のロープウェイで2500mを15分で上がる。

歩いて上るには何時間かかるだろう?

片道1000円の値打ちはあるかも。 

背後にそびえる標高2578mの日光白根山までは、往復5時間かかる。

 ロープウェイの山頂駅には天空の足湯もあり、湯に浸かりながら百名山が望める。

ロックガーデンの斜面にシラネアオイがたくさん。 

 しかし、しぼんでしまった花が多い。

一方、斜面に自然に生えているような株には、枯れた花は見当たらない。

背後の木立が直射日光を遮っているからなのかな? 

珍しい、白い花が咲く株が2つあった。 

    

     こんな小さな株にも花が咲くんだ。

     我が家の庭にも、これぐらいの大きさの鉢が2つあり、花はまだまだ無理と
     思っていたが、もしかしたら咲くかも?

   

コマクサ畑あり。 

 

今、 開花しているのは少ないけど、暑くなればもっと咲くのだろう。

その時をちょっと見てみたい気もする。

珍しい!黄色のコマクサが一株。 

チングルマ・・・?

ロープウェイの終点、山頂駅からは、白根山登山とまではいかなくても、散策コースがあり、高山植物も楽しめそう。

それもしんどい私は、山頂駅周辺の花で我慢しよう。