6月、岩惣に泊まった時、宮島の紅葉をゆっくり見たいと思っていた。
早くから岩惣へ予約を入れ、楽しみにしていた。
車は宮島口の桟橋に近い駐車場に停め、荷物をもってフェリーへ。
これが案外面倒で。
ちなみに駐車場料金は1日1000円。
1泊2日となるので、料金は2日分2000円。
岩惣の玄関を出ると、そこは紅葉谷。
朝食までの小1時間、紅葉谷の紅葉を見に行くが、まだ光はまわっていない。
結構、散っているなぁ。
日中は人が途絶える事はないが、7:00前のこの時間は人かげまばら。
銀杏の足元にゴミが散乱。
う~ん、これは人間の仕業じゃないな。
人間は美化に協力しているけど、鹿は聞く耳もたない。
進んで行くと次から次へと紅葉スポットが現れる。
数年前に宮島を訪れた時は、観光客が鹿に何か食べ物をやっていたのだろう、鹿に追いかけられている光景を見かけたが
6月も、今回もそういう光景は見なかったし、鹿の毛並みも以前よりは随分きれいに見えた。
同じように神の使いの鹿だが、宮島では奈良と違い鹿せんべいは売っていない。
人から餌をもらう事を覚えた鹿は、ゴミ箱をあさる行為に出るのだろう。
プラも一緒に食べているかもしれない。
背後には原生林の食堂があるんだから、そこで安全な物を食べよう。
天然コケ玉。
でも、生えてはいけないコケが・・・。
もみじ茶屋の辺りの真っ赤に燃えるモミジ。
紅葉谷橋に覆いかぶさるモミジ。
ロープウェイの乗り場辺りは、まだ緑の葉も多い。
紅葉谷の紅葉、実に見応えがありました。
紅葉で賑わうのがよく分かる。
岩惣のすぐ脇にある紅葉も見事。
厳島神社から紅葉谷を目指す人は必ず通る道。
宿をチェックアウトし、手ぶらで厳島神社を見ながら桟橋へ向かう。
荷物はフェリー乗り場まで岩惣が届けてくれるという嬉しいサービス。
満潮に近いのだろう。
大潮警報も出ていたぐらいだから、かなり水位は高いのかな?
秀吉が建て始めたものの、秀吉の死によって途中で建設中止になった千畳閣。
帰る日になってこんなに晴れるなんて。
あぁ、昨日の安芸太田町へ行きたいよ~。