木を愛し、土に親しみ、犬と戯れ、思いつくまま気ままに発信、知る人ぞ知る「山章工房」のブログです。
山章工房の木土愛楽(きどあいらく)



おはようございます。

今朝の散歩は出掛ける時から、2度寝を決め込む寒さで指先がかじかみました。

一応、帰ってきて温度計を確認したら、案の定4度。

先週の早朝10度越えの暖かさはどこに行ったのでしょう?

今日も夕方走らなければなりません。

さて、日曜に浴室改装に利用した地元産ヒノキの端材で作った

4点が完成したので、紹介します。

いちおしはこのイス2点です。

脚の2本の貫(ぬき)と

座面の大きめのスリットがデザインの決め手です。

こちらはシャンプーなどの小物入れ、

CADを使って、水切り桟を均等に配置しました。

4点目は小物入れと外寸が同じの水桶です、まあ、これは実用only、平凡です。

土曜に仮組み、うまく収まりました。

勾配がついた脚物(あしもの)を組むときは、ほぞとほぞ穴は緩めに加工して、

組んでからくさびで隙間を埋めます。

最初からぴったりだと締めこむことができなくて、

ほぞ穴が割れたりほぞが折れるからです。

ほぞも長めに作って、くみ上げ後切り落とします。

ヒノキは杉に比べて硬くて、そして冷たい印象を与える木です。

バンドソーで過度に大きく丸みをつけて、優しさを出します。

座面も脚もround-bitで丸面にします。

最終的なかんながけをします。

それでも消えない、逆目やざらつきをサンダーで仕上げていきます。

土曜の夜にイスの組み上げ、

寒い夜だったので、ストーブ前を木工作品に取られた

Mayはちょっと不満だったかもしれません。

接着剤が乾いたら、出っ張ったほぞをのこぎりで切り落とします。

この時は、のこぎりのアサリで仕上げ面を傷つけないように、

はがきや名刺をのこの下に敷きます。

日曜、濡れ雑巾でしっかり汚れや木粉をふき取り、

塗装です。

塗装は1時間くらいかかりましたが、この時はさすがにカメラを持てないので

いきなり仕上がりです。

これで令和2年度最初のお風呂場関連作業は終わりました。

手前の脱衣所、2点気になりますね?

 ・左の壁がニューラスボードのまんま

 ・脱衣かごがちょっとcheapじゃない?

さあ、次に匠(すみません、私のことです)はどちらから手をつけるか?

それでは今日も元気に行きましょう。

 

 

 

 



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