木を愛し、土に親しみ、犬と戯れ、思いつくまま気ままに発信、知る人ぞ知る「山章工房」のブログです。
山章工房の木土愛楽(きどあいらく)



おはようございます。

散歩時は雨が静かに降っていますが、気温は13度。

これから二度寝の理由に寒いからというのはなくなるかもしれません。

さて、国をあげて「人との接触は避けるように」というお達しですが、

私はいつも通りに、週末は、ひっそりとそして静かな充実感を感じながら木工をしました。

お風呂場改装で余った端切れのヒノキ板たちが

「私たちも、お風呂場で使って下さい!」とあまりにも歯切れ良く主張するので

わざわざCADで図面まで起こして、小物を作ることにしました。

端材を木取りしてみると

起こした図面は2種類ですが、

4点のものができそうです。

第1弾と2弾は、シャンプーなどをいれる容器と手桶です。

寸法は共通で

dovetail jig(ドブテイル治具)を使い、日本語では蟻組みという

接合方法を用います。

ストレートのルータービットと逆三角形のドブテイルビットを使い

ならい型にそって切削するとぴったりと接合されます。

特別な技術は必要ありませんが、

最初のセッティングをしっかりやることが、ポイントになります。

不定期に15年以上使っている治具ですが、昨日改良点を思いつきました。

ビットで切削負担を減らすと小口のささくれが減り、

きれいな加工ができるので、大まかに横切り盤で切れ目を入れました。

good job!!大正解、木口がきれいに仕上がりました。

容器の底にほぞ穴の墨付けをします。

角のみ盤で加工して

こんな具合にできました。

午後はここにはめる底板を加工したのですが、

山荘にスマホを忘れたため写真は撮れませんでしたが、

結果、このように組み上がりました。

さあ、夕方の散歩に行きましょう。

天気ははっきりしませんが、暖かいです。

Mayが何を考えているかは、もうおわかりですね。

これが犯行現場の写真です。

鼻先に黄色の花粉が着いていました。

いつも猿山を背景にするこの場所で私はおしりを道路につけて、

つりそうになる腹筋を我慢して、何枚もシャッターを押すのですが、

昨日も使い物になったのは、この一枚だけ。

山荘で私が雨戸を締める間も、若草を食べるのに余念がありません。

食べ終えたら、やっぱりカメラを避けていました。

それでは今週というか今月も元気に行きましょう!

 

 

 

 

 



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