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木を愛し、土に親しみ、犬と戯れ、思いつくまま気ままに発信、知る人ぞ知る「山章工房」のブログです。
山章工房の木土愛楽(きどあいらく)



おはようございます。

伊豆山中は、ちょっと蒸し暑く感じる曇り空で、

昨日は1台しか回さなかった扇風機を2台回しています。

山荘前を流れる仁科川は涸れ川になってしまいました。

昨晩も何回か雨音が聞こえましたが、昼間は1滴を降りませんでした。

できれば、今日もそうあって欲しいものです。

朝食でしっかりパワーチャージ済みです。

昨日のメインはこの柱に桁を載せていくことです。

手前と奥ではサイズの違う木材を繋ぎます。

その前にほぞ穴に「ノミ立て」して

角のみで掘っていきます。

繋ぎは訓練校の先生のアドバイスに従い、鎌つなぎです。

それに段違い(腰掛)とメチほぞをつけて、安定性を増すので、

継ぎ手の名前はメチ付き腰かけ鎌つなぎという長い名前になります。

ここは電動工具ではなく、手作業の方がきれいでかくじつです。

さあ、ドキドキの仮組み、

うぁ、ドンピシャです。

サイズの違う材が完全に1本につながりました。

うれしいから裏側からも見て下さい。(もう、いいって?)

ただ、この材、普通の3寸5分角より大きく、頭上2mまで、

一人で上げるのはけっこう大変でした。

また1人で組み立てをするのは、一方をたたくと向こうのほぞが抜けるなど

あって、30分くらい苦闘しました。

でも、載りました!

明治の梁に令和の桁が。

この様に、午前中は訓練校で学んだことが、すべて生かされ

大満足の昼食のタンメンでした。

午後も2時半から作業を始めました。

ところがこともあろうか、墨付けの寸法違いがありました。

もう、桁を繋いじゃったんで、空中での作業になりました。

もちろん、失敗も写真に収めたつもりでしたが、カメラが電池切れで写ってませんでした。

その後、令和の桁と明治の桁が金物で接合され、桁と柱はびくともしなくなりました。

まさに桁違いの安定感です。

自分の技能の進歩に、満足したり、失敗にへこんだりした1日でしたが、

トータルで言えば、ミスも含めてとっても達成感のあるいい日でした。

夜7時を回ったスーパーあおきで2割引きになった刺身の盛り合わせとマグロの切り落とし

ただ、パックを皿に盛り替えただけですが、とってもいい夕食になりました。

さあ、今日も明治と令和を繋ぎます。

(記録はカメラでなくスマホなのはすこし残念ですが。)

なので、通り雨だけは勘弁してください。

作業の効率とテンションに大きな差が出てしまいます。

皆様も連休最終日をお楽しみください。

 

 



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