木を愛し、土に親しみ、犬と戯れ、思いつくまま気ままに発信、知る人ぞ知る「山章工房」のブログです。
山章工房の木土愛楽(きどあいらく)



おはようございます。

散歩の時は、傘をさしていてもそれを回りこみ、ダウンをうっすらと湿らせるような

小ぬか雨が降っていました。

今は少し雨音が大きくなっています。

気温は4度、もう少し寒い地方ではこれが雪になっているのでしょうか?

さて、日曜日に試験を終えて早めに磐田に帰宅して、

私はまったりしてますが、妻は母の在宅看護に向けて断捨離に精を出しています。

「なんか砥石が出てきたよ。」

うん?まったく買った覚え、明らかに使ったありますが、その記憶がありません。

とりあえず、砥面(とずら)を直します。

土曜日に訓練校で、集成材を刻み、愛用の八分のみもだいぶ傷んでいます。

集成材は接着剤を使っているので、無垢の木よりも刃物が痛みやすいのです。

写真では見えにくいですが、しのぎ面の研ぎ傷から判断すると中砥のようです。

人造の合わせ砥で研ぎ傷を消します。

最後に天然の合わせ砥で仕上げて

きれいな八分のみが復活しました。

次はかんな「熊谷工務店」で試してみましょう。

おなじみの中砥、キングの1000番で研ぎ始めます。

鉋刃はこんな風に手で保持をして研いでいます。

研ぎは繰り返すことにより、文字通りその感触が手に伝わり、必ず上達します。

土曜日の訓練校では私より20歳くらい若い岩崎先生に

「山本さん、このかんな良く研げてますね。」とほめられました。

番手的にはキングの1000番よりは粒度は細かいような感じはします。

こちらも最後は天然の合わせ砥で仕上げます。

最後はステンレスの牛刀を研いでみました。

鋼の牛刀も研いでみました。

砥石を変えて、仕上げまでもっていっていつも通りに野菜サラダを刻みました。

研ぎたてはやはりその切れ味が楽しいです。

けっこう、刃のつきやすい中砥かなというのが感想です。

もうしばらく使ってみます。

それでは今日も元気に行きましょう。



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