学生時代の友人たちと飲んだ。集合場所から店に向かう途中ですでに会話は弾み、店に入ってからも注文は二の次で、乾杯と同時にまるでビールの気泡のように次から次へと会話が湧き出てくる。
飲むとすぐに「おねむ」になってしまう私は最近では体内時計で大体二時間が分かるようになったが、それにも気付かず、お店のラストオーダーとの声を聞いて、驚きつつ初めて時計を見た。
よ、四時間
まだこんな体力が残っている自分に驚きつつも、時間を感じさせない心地良い空間に改めて感謝である。
ただその後にどこへも寄らず帰宅したのは年相応だった。