今年もオールスターが始まった。
小学生の頃は本当に心から楽しみにしていた。時期的にオールスターは夏休み突入の頃と重なっていたでその開放感と共にいつもは敵として対戦している選手が同じベンチに座っている光景だけで興奮したものだ。またランナーが二塁になると、テレビ画面の中に最大5名(打者・捕手・投手・走者そして時々カバーに入る二塁か遊撃手)の違ったユニホームが映ると本当に夢の競演だ~と思ったものだ。
一度だけ父に連れて行って貰った事がある。1978年(昭和53)年のオールスターで当時小学生の私の目の前で、伝説となった掛布(阪神)のオールスター史上初の三打席連続ホームラン(4回佐伯・日ハム、5回佐藤義・阪急、8回山口・阪急)が飛び出し、ますますオールスターが好きになったものだ。
それから月日は流れ、次第にオールスターからは離れて行き、今では殆ど観る事が無くなった。交流戦の影響も少なからずあるのかも知れないが、やはり二試合(今年は三試合)は多いだろう。試合数に応じて選手も多く選出されるのだが、実際「誰やねん?」と思うような選手も少なくない。一試合の少数精鋭で十分である。
オールスターが終わると後半戦に突入する。つまり現実に戻されると言う訳だ・・・