FIFAはW杯アジア3次予選でバーレーンがインドネシアに10-0で勝った試合で不正がなかったかを調査すると発表した。
29日の最終戦を前にグループEで3位だったバーレーンは、2位カタールと勝ち点3差、得失点差でも9点のビハインドを負っていた。このため、最終予選進出のためにはすでに敗退が決まっている最下位インドネシア戦でこの差を埋める大量点勝利を挙げ、さらにカタールがイランに敗れることが条件となっていた。迎えた29日の試合では、開始2分でインドネシアのGKが退場すると、バーレーンが前半からゴールラッシュ。協会の事情で主力選手複数が不在だった相手に対し、PK2本を含む大量10得点を挙げて圧勝した。過去2勝2分け2敗だった両チームにしては不可解な大差。
疑えばきりがないが、サッカーで10点が入る事自体、なかなか難しいし、得失点差9で得点10というのもちょっとどうかな?って思うし、開始早々キーパーが退場するのも物凄く「ストーリー」を感じてしまう。でももしかするとバーレーンの意地と幸運の積み重ねが怒涛のゴールラッシュを生んだのかも知れない。
スポーツにはごくごく稀にドラマティックな試合があって、伝説として後世に語り継がれるものだが、今回は同日の試合でカタールがイランと2対2で引き分けたため、バーレーンは結局3次予選で敗退・・・という結末は、やはり伝説は「自らの手」で作れないという意味なのかも知れない。
さてさて真意は・・・