NHKのニュースウォッチ9のアンカー大越さんがいい感じである。家に居る時は、大抵大越さん目当てでチャンネルを合わせる。
1961年生まれの大越健介(おおこしけんすけ)アンカーは、元高校球児で東大でも野球部に所属し、東京六大学リーグで通算50試合登板、8勝27敗、防御率3.52、142奪三振の成績を挙げ、1983年には日米大学野球選手権大会に東大から史上初めて選出されている。
彼はどこかのキャスターのように声高らかに視聴者の代弁を装いながら「自己主張」をしたり、やみくもにただただ批判するスタイルとは異なり、低音でどちらかと言うと物静かで謙虚な感じが観ていてとても心地良い。それでいて大臣や議員にも結構鋭い指摘や質問をするので、矢継ぎ早で取りつく島も無いような見苦しい問答とは異なり、観ていて非常に見応えがある。
21時のNHKにはやはり絶対的な安定感がある。