ふとした拍子でカタンと物事が動き出す事がある。
それは耳を澄ませても、目を凝らしても確認出来ないし、どのタイミングで動き出すのかは不明なのだが、それまで停滞していた流れが突然連動するかのように好転して行く。
あれは一体何なのだろう?
まるで歯車がカチッとうまく噛み合うような、干からびた川に水が勢い良く流れ出すような不思議な感覚である。
誰にでも何をやっても上手く行かない時がある。
だからそんな時はただただ静かにじっくりとその瞬間を待つのが良いのだろう。
但し、残念ながらそれがいつ動き出して、いつ止まるのかは分からないけど・・・