MR.コールマンの挑戦日記

セカンドライフを迎えて趣味のランニングや街歩き、スケッチ水彩画、地域活動などの日常のあれこれを綴っています。

真鶴・貴船まつり

2014年07月28日 | まち歩き

日本三大船祭りの一つである真鶴の「貴船祭り(国指定重要無形文化財)」を一度観たくて、真鶴へ出かけてきました。

先日、真鶴OWS(オープン・ウオーター・スイム)に参加した時に、地元の方からこの祭りは必見だと見どころなどを聞いていたので、海上渡御に合わせて真鶴港へ。
祭りは、海の安全と大漁などを祈願する神事として、350年以上の伝統を誇る祭りだそうです。

先日のOWS時に訪れた時は、寂しい駅前でしたが、この日は大きな幟と提灯が出迎えでした。

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真鶴には、歴史的見どころが色々ありますが、その一つの源頼朝が石橋山の戦いに敗れて隠れていたという岩屋の洞窟(しとどのいわや)が保存されており、その脇に頼朝観音が鎮座しています。

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貴船神社に着き、清めの石段と言われる108段の階段を上り拝殿へ向かうが、ここを神輿を担いで降りるのか?と思えるほど急階段ですね。

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拝殿に参拝し境内を回ると、拝殿の横には「厄除厄祓門」があり、くぐってみたら難なく通過することが出来ました

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神社で祭式が行われたあと、階段途中の社殿前では、真鶴鹿島唄に乗って鹿島踊りが奉納されていましたが、何故真鶴に鹿島踊りかその由来は判りませんでした。

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待つことしばしで、踊りのあと神輿の発輿式が行われ社殿までの85段の階段を下りてきますが、意外と静かに早かったので驚きでした。

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観客を縫うように鳥居前に降りてきて、宮前に到着し海上渡御へ向かうところでした。

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予定時間を過ぎていたが海上渡御の予定が遅れているようで、その間に海岸の日産マリーナから琴が浜の散歩道を歩いてみました。
浜辺では水遊びを楽しむ親子連れの光景が見られました。

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宮前に戻ってくると、カラフルに飾られた船が港内に準備されていました。

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船に乗り移る艀の先には、小早船や囃子船が待機していましたが、今一飾り付けが寂しい印象でしたので、係員に訪ねたところ午前中に小早船の一隻が転覆したために、神輿の海上渡御は中止となったと聞かされました。
全く中止の案内放送もなく多くの観客は、港内の岸壁で待機していたのですが・・・

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神輿は、既に宮前を陸路で出発して宮本へと向かっていたのです。

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海上渡御では、神輿船・小早船2隻・囃子船2隻が2隻の手漕ぎの伝馬船(櫂伝馬)に牽かれて進むそうですが、中止と聞いてがっかりでした。
海上渡御の華は、東西に分かれて船体を大きく左右に揺らせながら方向を変える姿が見どころだそうで誠に残念・・・囃子船も飾り付けで重心も高くなり、この日の強風ではかなり危険ですね。

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帰りに港に繋がれていたのが、転覆したシンボルの小早船でカラフルな飾り付けは、折れたりちぎれて無残な形でした。

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この日は、風も強く波もあったので、飾り付けで船の重心も高くなり揺らしながら方向を変えて進むのは、暴挙だったのではないだろうか?
祭りも安全第一が基本ではないだろうか?

コメント
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