伏見御香宮神社から坂本竜馬のゆかりのスポットである寺田屋へと回ってみました。
伏見の古い街並みを眺めながら巡ってみたが、黄桜や月桂冠など見覚えのある看板が並ぶ酒蔵の街も風情がありいいですね~
酒蔵を抜けて宇治川派流の先にある「寺田屋」に着くと、寺田屋の周りには多くの観光客で大変な賑わいでした。
かつて寺田屋あとには、史跡庭園として石碑が立ち「薩藩九烈士殉難の址」と記されていました。左手には、現在の「旅籠・寺田屋」が立ち、薩摩藩士の定宿に指定されていた姿が保存されていました。
史跡庭園には、坂本龍馬の銅像や薩摩九烈士碑が建っています。
銅像の前には、「正四位」の叙勲を受けたことを記す大きな忠魂碑も並んでいます。
寺田屋の中には、小さな部屋が7部屋ありますが、その一つの「梅の間」が龍馬の部屋だったそうです。
梅の間には、龍馬の掛け軸や短銃など貴重な資料が展示されていました。
部屋の左側の床柱には、弾痕の後が残されていました。龍馬襲撃事件の生々しい傷跡ですね・・・ (本物ではないようですね )
一階にあるお風呂場は、入浴中だった恋人お龍が異変を察して裸のまま二階に駆け上がり龍馬に知らせたそうで、龍馬は辛くも屋根伝いに逃げて何を逃れたと語り伝えられています。
寺田屋を後にすると、竜馬通り商店街があり、龍馬館などがあり龍馬グッズが準備されていましたが、時間に追われて早々に退散しました。
龍馬通りの南には、宇治川派流が流れており、寺田屋も船宿だだったんですね~
蓬莱橋から川の散歩道を月桂冠の酒蔵を眺めながら歩いてみましたが、これぞ伏見の景観と思える風情ある光景でした。
宇治川派流には、遊覧船が就航しており、偶然弁天浜まで来ると、十石船が到着しました。
案内によると、かつて江戸時代に伏見から米や酒などを運びだす輸送船が運航されていたのが始まりだそうで、三十石船も運航していました。
また、参勤交代の大名の御座船も就航していた珍しい河港だそうで、映画のロケにも多く使われた名スポットになっているようです。
弁天浜の向かいには、「島の弁天さん」と親しまれている長建寺があり、唐様の龍宮造りの山門が境内の濃い緑とのコントラストが見事でした。
歴史音痴の管理者にとっては、改めて寺田屋事件などの経緯などを再認識することが出来ました。