MR.コールマンの挑戦日記

セカンドライフを迎えて趣味のランニングや街歩き、スケッチ水彩画、地域活動などの日常のあれこれを綴っています。

ツール・ド・フランス 2014~第5ステージ

2014年07月10日 | サイクリング

ツール・ド・フランス2014も7年ぶりにイギリスを舞台に、第1~第3ステージが展開されて、地元の熱狂的な歓迎ぶりが見られた一方、沿道のファンが余りに多く、選手と観衆との接触事故など信じられないトラブルが多く見られ、興奮の幕明けとなっていたようだ。

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地元イギリス人のスプリンターであるカヴェンデイッシュのステージ優勝にも注目していたが、初日の落車で早々とリタイアしたのには驚きでした。

イギリス最後の第3ステージでは、ケンブリッジをスタートし、ロンドン市街地のテームズ川、ロンドンブリッジ、ビックベンを駆け抜け、バッキンガム宮殿前にゴールするシーンは、コースを埋め尽くしたファンで大歓声が上がっていたが、テレビ画面を観ながらその場にいるような興奮を覚えていた。

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郊外のヨークシャ地区の観客に劣らずテームズ川周辺には雨降る中で、約200万人の観衆が集まっていたようで、イギリスの田園風景と共にロンドン市街地のツールファンの多さには驚きでした。
このような光景も日本で見られるのはいつの事だろうか

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以前にロンドンマラソンを走った時に同じコースをゴールへと向かった時の興奮を想い出していた。

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ツールのステージが本場フランスへ移って第4、第5ステージでは、イギリスの沿道の熱狂的な観客と比較して落ち着いた雰囲気となっていたが、レースはイザこれから始まる感じで逃げ集団やメイン集団の駆け引きなど、いよいよ勝負が始まったと興味が深まっていた。

ところが、早々に予想もしないアクシデントが続き、昨年の覇者でマイヨジョーヌ候補の最有力だったフルームが第4ステージで落車して心配されたが、その日は無事ゴール。
ところが、雨の第5ステージでも2度の落車があり、残り67Km地点でまさかのリタイアしていたのには、誰が予想したであろう・・・

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第5ステージは、後半に1kmから3.7Kmの長短の石畳コースが9個所もあり、加えて大雨模様で、水溜りが出来たコースは最悪のコンデイションとなっていたようだ。

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狭い石畳のガタガタの農道を猛スピードで走るなんて想像を超える難行だったようで、中にはコースからもんどりうって頭からコース外へ飛び出す選手もあり、観ている方もハラハラどきどきの連続です。
多くの選手が、地面に叩きつけられるように落車が続いていたが、観衆の中に飛び込むシーンも見られましたね~

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パッチワークのような麦畑の農道を走るライダーの顔には、容赦なく泥が跳ねあがってユニフォームや顔は泥んこの様相でした。恐らくメガネも泥が付いて用を為さないのでしょうか??

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この日のリザルトは、全く予想できなかったが、圧倒的な逃げパワーを発揮してラース・ボーム(ベルキン)が19秒の大差を付けての独走の初のステージ優勝を勝ち取っていた。

一方、マイヨ・ジョーヌ争いでは、ニーバリ(アスタナ)が石畳コースを飛ぶように快走してマイヨ・ジョーヌを維持していた。
フルームが抜けた候補の中で、もう一人の候補のコンタドールは、何故かこの日はメイン集団に遅れてマイヨ争いから大きく遅れてベスト10から脱落していたが、ニーバリとコンタドールの争いに目を離せない展開になりそうだ。

我が日本の新城選手は、安全走行に徹したのだろうか?大きく遅れて最終集団でゴールし、ステージ175位でしたが、これからのサポート役に期待したい

【挿入写真は、J-sports テレビ画面から】

コメント
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