MR.コールマンの挑戦日記

セカンドライフを迎えて趣味のランニングや街歩き、スケッチ水彩画、地域活動などの日常のあれこれを綴っています。

鎌倉散歩~寿福寺・銭洗弁財天

2018年02月10日 | まち歩き
鎌倉寺社巡り散歩で浄光明寺から寿福寺、源氏山へ向かいました。
鎌倉五山第3位の「寿福寺」には、背後に源氏山が連なり、その山腹のやぐら群には北条政子や源実朝、大仏次郎など著名人の墓があり見所一杯のお寺です。

総門から鎌倉屈指の趣がある美しい石畳の参道を進み三門へ向かいますが、仏殿は公開されておらず中門脇の小路を通り裏山の墓所へ向かいます。




墓所の一番奥には多くのやぐらが並び、その中に北条政子と源実朝のお墓がありました。






他にも多くのやぐらがあり誰の墓化は不明ですが、聖域ですね~


参拝して裏山の山道を登ると、途中に江戸城築城で有名な太田道灌のお墓もあり、この地が生地だそうです。






さらに約250段の石段を上り源氏山の山頂に到着します。
山頂には、「七福尊神」の石碑や五輪塔が建ち静かな光景でした。


山頂から源氏山公園に向かうと、源頼朝公像が建ちますが、イメージとは異なる美青年のいでたちでしたね(笑)


源氏山公園から福を呼ぶ「銭洗弁財天宇賀福神社」へ向かいます。
湧水の霊水でお金を洗うと何倍にも増えるという名所ですが、この日もお札を洗う参拝客の姿が多く見られます。






これからの金運を楽しみにして、次の佐助稲荷神社へランラン

千本鳥居ではありませんが、参道の約50本の鳥居をくぐりながら山中の稲荷社へ駆け上がると、数えきれないお稲荷さんが拝殿や石祠の群の周りに置かれており、何とも不思議な空間となっていました。














鎌倉の山々の石段や坂道のアップダウンで疲労も残りましたが、歴史を感じながらの散策を楽しめました。
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鎌倉散歩~寺社巡り・浄光明寺

2018年02月10日 | まち歩き
晴天に恵まれて鎌倉の浄光明寺から寿福寺、源氏山などを巡ってきました。

北鎌倉駅から亀ヶ谷切通しを経て浄光明寺へと向かいますが、亀ヶ谷切通しは鎌倉七口切通しの一つで切り立った両側の崖の山肌と生い茂る樹木が迫る鎌倉の古道の面影が残されています。
この亀ヶ谷坂は、余りの急な坂で亀も引き返す程の急な坂から名付けられたそうで喘ぎながら坂を上りました(笑)


亀ヶ谷坂の途中には、突然山肌を切り抜いた岩穴に「地蔵菩薩」が鎮座していますが、よく観ると六地蔵は一体づつ個別では無く、岩肌を削り出した岩に彫り上げた六像一体となっている珍しい六地蔵です。


坂を下りきると海蔵寺の「岩船地蔵堂」があり、頼朝の娘大姫を祀る地蔵堂で中は見れませんでしたが、守本尊は岩船地蔵のようです。


岩船地蔵堂からその先の路地を入ると、国の史跡である「浄光明寺」に着きます。
山門を入ると、珍しい楊貴妃の観音像が見られ その由来は不明ですが、中国と関連があるのでしょうか?

 「浄光明寺」の最大の見所は、国重要文化財に指定されている本尊の木造「阿弥陀如来及両脇侍坐像」でこの日は参拝者も少なくその由来や特徴などの説明を聞いていました。
 
「阿弥陀如来坐像」は、他では見られない宝冠を被り衣には独特の技法である土紋が施されておます。その脇侍には、観音・勢至菩薩座像安置されて「阿弥陀三尊」と呼ばれています。

【撮影は禁止となっていましたので、ガイドブックから引用】

「阿弥陀堂(仏殿)」には、かつては阿弥陀三尊像を安置していたため「阿弥陀堂」と言われていますが、現在は三世仏(阿弥陀仏・釈迦像・弥勒菩薩)が安置されていました。


観音堂の周りは切り立った岩壁になっていますが、これを「切岸(きりぎし)」と呼ばれる空間ができており、仏像が安置されています。


さらに石段を登り裏山に入ると、大きな切岸のやぐらがあり「綱引地蔵」が祀られています。
「綱引地蔵」は、「石造地蔵菩薩坐像」とも言われて、鎌倉屈指の石佛だそうで由比ヶ浜の海岸で漁師の網に懸り引き揚げられたと伝えられているようです。


さらにその上には、歌人冷泉為相の宝篋印塔の「冷泉為相墓」があり、国の史跡となっています。


冷泉為相墓からは、鎌倉の街や由比ヶ浜を望める絶景ポイントとなっています。


山から下りて仏殿周りの山肌には多くのやぐらがあり、珍しい五輪塔や舟形光背地蔵などが保存されています。








 仏殿横には、鎌倉八幡宮の代々の神主であった大伴家の墓塔が並んでおり、珍しい形の墓塔に鳥居の形の彫りが施された、珍しい墓標の墓がありました。



その横には立派な五輪塔も置かれていますが、鎌倉の歴史を刻んだ仏像や石像が置かれた歴史の一端に触れた貴重なひと時でした。


この後、寿福寺から源氏山公園、銭洗弁財天へと向かいました【続く】
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