雪山の大山ハイキングで山頂から雷ノ峰尾根から見晴台経由で下山し、下社から紅葉スポットの大山寺へ散策してきました。
山頂から雷ノ峰尾根の丸太の急階段を下りますが、雪が解け始めた雪道では滑りやすく泥道ではシューズも泥をかぶり大変苦労しましたが、雪を被った樹木の美しさや所どころで眺望もよく予定時間より25分遅れで見晴台に着き、素晴らしい山頂や湘南の光景に癒されていました。
見晴台からは、雪に覆われて白く輝く山頂の光景です。
見晴台から東・北方面の眺望も素敵な光景です。
見晴台から急斜面の山道を下り途中にある大山川の源流に当たる二重滝は、大自然の巨岩の間から二段の岸壁に流れ落ちる滝で、浄めの滝とも言われ、修験者の禊の行場だったようです。
下社から女坂を経て大山寺へ向かう途中にある、万国の国のために忠節を尽くした勇士の霊を慰める「万国忠霊塔」に参拝していました。
女坂には、「弘法水・無名橋・子育て地蔵・潮音洞・爪切り地蔵・眼形石・逆さ菩薩樹」の七不思議があり、ふれあいながら下山しますが、余りの急階段で何度も転倒しそうになりながら大山寺へ向かいました。
「大山のお不動さん」と呼ばれる雨降山大山寺に着くと、関東三大不動に名を連ねる由緒あるお寺で開山1200年以上の風格を感じ、その本堂には獅子や龍の素晴らしい彫物が並んでいて名スポットとなっていました。
本堂の隣には、素晴らしい銅製の宝篋印塔が立ち、屋根の上には相輪もあり由緒は不明ですが、見応えありました。
最大の見どころの紅葉は、盛りを迎えて石段の周りには、モミジやカエデが真っ赤に染まり鮮やかな赤のトンネルとなっています。
久し振りの大山ハイクでしたが、雪や真っ赤な紅葉の彩りを観て、江戸時代の大山詣の雰囲気を感じる機会となりました。