快晴に恵まれて東京大学本郷キャンパスの銀杏が見ごろとなり、構内の銀杏巡りをしてきました。
東大のシンボルである赤門では多くの訪問客の撮影スポットになっていますが、国の重要文化財に指定されており、加賀藩主前田家の御門として飾りなどで威光を感じますね。
赤門を入ると、法分館前や安田講堂前の通りの銀杏並木は、黄金の絨毯を敷き詰めたようなゴールデン・ロードとなっていました。
法分館前では、体毛が剥げ落ちた可愛い猫のような動物が通行人に姿を見せていましたが、何か助けを求めているような姿でした
正門前の大イチョウも大空に向かって山のように枝を伸ばし膨らんだ雄大な姿を見せていました
安田講堂や法文館、医学部管理棟、図書館、弓道場などの歴史に残る内田ゴシック様式の建築も素晴らしく描きたいモチーフとしてスケッチ族には堪らない魅力を感じてます。
また、三四郎池(心字池)周辺では、紅葉真っ盛りとなっていて、池の周りの散策路からはどの位置からも心和むこの時期ならではの絶景が見られました。
本郷キャンパスから弥生キャンパス(農学部)へ回ると、こちらも内田マジックのレトロな建築がみられますが、中でも木製の農正門は、代表的な内田デザインで赤門と同様レトロの素晴らしさを感じました。
本郷キャンパスとの連絡橋からは東京スカイツリーも望めます。
本郷キャンパスに戻り理学部東館横の大イチョウや医学館から赤門への通りも黄金色に輝き壮大な景観が見られました。
黄金世界に魅了されて帰路に懐徳門を出ると、門の周りのモミジも真っ赤に燃えているようで、門の横には旧前田侯爵邸(懐徳館)西洋館の基礎の一部が保存されており、旧前田侯爵邸の歴史の重さを実感していました。
本郷キャンパスを後にして、都心の紅葉スポットの新宿御苑に向かいました【続く】