柴又公園の河川敷の緑道を散策して都内最大の水郷公園の水元公園をぶら散歩してきました。
公園の南口には、波を想定するようなゲート・モニュメントが設置されていて、新緑豊かな自然の光景が拡がっています。
ごんぱち(権八)池周辺の広場には、多くのタンポポが綿毛の穂を膨らませてアートフルな可愛い姿で春の終わりを告げているようです。
水辺の里と言われる小合溜の中央水路沿いには、金魚展示場があり、場内には24種類の江戸前金魚が飼育されていて、余り目にしたことない珍しい金魚が種類毎の水槽の中を泳ぎ回って、思わずすくい上げて見たくなる姿が見られます。
中央水路沿いの散策路を進み小合溜へ向かうと、広い溜池に多くの野鳥の姿が見られ、春本番を楽しんでいるようです。
小合溜は、江戸時代に古利根川を堰き止めて作られた用水池だったそうですが、想像を超える広い溜池で、水辺ゾーンには花しょうぶ園や運動広場があり、サイクリングやジョギングコースとして都民の憩いの広場となっています。
はなしょうぶ園では、開花はまだ先のようですが、一部水辺に咲き始めた鮮やかな姿が見られました。
お休み処の藤の花は、ほぼ満開となっていました。
小合溜の中央には、シンボルブリッジの水元大橋が架かり、その先の噴水広場には、銅像や動物のモニュメントが設置されて、夏には水遊びのしゃぶしゃぶ広場となっています。
噴水広場から更に先の小合溜沿いの散歩道は、ポプラ並木やメタセコイアの森があり、新緑萌える光景が拡がっていますが、秋の紅葉時期の光景に期待が膨らむ大自然となっています。
記念広場と名付けられた広大な広場には、この日は人影は見られませんでしたが、開放的な雰囲気で夏にはピクニックなどで賑わう人気スポットのようです。
せせらぎ広場で一休みして、小合内溜池沿いの散歩路を行くと、多くの釣り人の姿が見られ、人気の釣り場となっていました。
内溜池から金町へ向かいこの日の長旅でしたが、水が育む新緑の樹海の美しさに疲労感も無く楽しめた一日でした。