MR.コールマンの挑戦日記

セカンドライフを迎えて趣味のランニングや街歩き、スケッチ水彩画、地域活動などの日常のあれこれを綴っています。

横浜山手坂道散歩

2024年06月06日 | まち歩き

横浜みなとみらいエリアを散策してアメリカ山公園で一休みの後、後半は、山手の歴史スポットの坂道散歩してきました。

山手通りの山手資料館は、明治時代後半の建物が移築された洋風建築で、当時の居留地建築様式の風俗を偲ぶ貴重な景観で、館内の撮影は出来ませんでしたが、外国人の生活振りが判る資料が展示されていました。

山手通りから急坂の諏訪坂通りの「ブリキのおもちゃ博物館」は、ブリキで作られたおもちゃや一年を通してクリスマス飾りが見られる「クリスマス・TOYs」が並び立ち、以前にも訪れましたが、クリスマスシーズンには、人気の博物館となっています。

諏訪坂から南坂を経て「ビヤザケ通り」に出ると、「キリン園公園」には、「麒麟麦酒開源記念碑」が建ち、この一帯が清水が湧く場所だったので日本で初めて継続的にビールの醸造したところで、「日本のビール発祥の地」として今もその名前がビヤザケ通りの名前になっています。

 

ビヤザケ通りを下った先の「妙香寺」は、弘法大師によって創建された古刹で、山門前の石塀に囲まれた急階段を上ります。

妙香寺は、弘法大師が創立された横浜の名寺と言われており、静寂な雰囲気に包まれていました。

境内には「国家君が代発祥の地」と「日本吹奏楽発祥の地」の石碑が設置されています。
「君が代曲」は、薩摩藩に依頼されてイギリス人フェントンによって作られたそうで、その後編曲されて現在の曲に至ったそうです。

妙香寺から、長い坂道の先の76段の急階段の「公園坂」を上り、山手公園では、日本で初めて植えられたヒマラヤ杉の巨木が聳え立ち、園内には日本庭球発祥の地の記念碑やテニス発祥記念館、山手68番館が保存され、洋風の景観が見られ、山手地区の歴史が刻まれた雰囲気となっています。

山手公園は、横浜居留外国人の手によってつくられた、国内初の洋式公園で、四阿が設置された緑の公園となっています。

公園内には、古木の桜の木が聳え経ち、桜道と名付けられて春の桜咲くシーズンには、賑わう桜の名所となっているようです。

山手公園から山手通りを経てイタリア山の庭園では、幾何学的に作られた庭園で、噴水広場の水路に鮮やかな赤いバラなどが咲き誇った青と緑と赤のコントラストな光景が描き出されていました。

横浜山手の西洋館やビール工場跡、国歌君が代発祥地など、異国情緒溢れる歴史探訪でした。

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