日本三大祭りの山王祭が三日目を迎え、日枝神社の下町連合渡御が、京橋から日本橋までの江戸東京のメインストリートの中央通りで行われ、久しぶりに日本橋界隈に山車と神輿16基が進行する光景を見てきました。
京橋駅近くでは、16基の神輿が並び出発式が行われた後、地元の太鼓隊・鳶頭職を先頭に中央通りを日本橋に向かい、その後、神職と各町内会の神輿が進み、担ぎ手のワッショイ~ワッショイ~ソイア~と大声が響き、沿道の観客と声を掛け合い、大変な賑わいで盛り上がっていました。
日本橋高島屋前では、各神輿隊が意気込み溢れた伝統の姿で練り歩き、声かけあって見応えある光景が見られました。
日本橋の連合渡御を見送って赤坂の本社「赤坂日枝神社」へ向かい、参拝してきました。
日枝神社は、太田道灌が江戸城内に川越から山王社を勧請した神社で、皇居の守り神の「皇城の鎮」として、山王鳥居や神猿、稲荷社など江戸東京の古くから崇められた神社で、山王三とも呼ばれ、見応えある雰囲気となっています。
日枝神社の神門や本殿には、扁額や権現造りの古式豊かな景観が見られ、江戸時代からの伝統ある風情ある名社となっています。
社殿前には、狛犬ではなく、神使いの父親・母親夫婦の神猿(まさる)が設置されて、撫でると家内安全、良縁、商売繁盛などの開運のスポットとなっています。
境内には、初日の山王祭・神幸祭で巡行した山車や花飾り、神輿が収納されて公開されていました。
本殿の横には、日枝神社の末社の八坂神社&猿田彦神社、山王稲荷神社も祀られていて、隠れパワースポットとなっています。
境内の稲荷参道の千本鳥居の91個の朱の鳥居の階段では、多くの参拝客が行き交い、フォトスポットとなっていました。
6年振りに開催された日枝神社の山王祭の伝統の祭りの賑やかさを感じていました。
この後、築地界隈の「つきじ獅子まつり」を見に行ってきました【続く】