同志社大学今出川キャンパスを訪れた後、近くの京都御苑を散策してきました。
京都御苑は、平安から明治時代まで天皇がお住まいになられた皇居だった京都御所を取り巻く広大な国民公園となっており、現在も当時の華やかな時代を伺える緑豊かな園内を散策していました。
今出川側のエントランスの「今出川御門」
御所は入所出来ませんでしたが、豪華な北門の「翔平門」
御所の北東角には、「猿ケ辻」と呼ばれる築地塀の角が欠けた景観となっており、御所の鬼門となっています。
御所の東側には、「母と子の森」、「バッタが原」、「森の文庫」と名付けられた松や杉の木、芝生広場の自然の森となって、東京の皇居外苑に似た広大な公園で都心とは思えないオアシスとなっています。。
御所の東側には、京都迎賓館があり、赤坂離宮の迎賓館とは異なる和風の景観となっています。
築地塀に囲まれた御所には、豪華絢爛な門が保存されています。
東側の「建春門」は、勅使などの出入りに使用された門となっているようです。
南側の「建礼門」は、切妻屋根と檜皮葺きの四脚門で、天皇だけが通れる門となっているようです。
御所の周りには、宮家・公家がお住まいだった史跡となっており、有栖川宮廷跡などの記念碑が設置されています。
御苑東の門の「寺町御門」
平安遷都から東京遷都までの約1000年以上長く日本の首都だった京の都の歴史の一端を観る貴重なひとときでした。
この後、平安神宮から南禅寺の歴史スポットを巡っていました【続く】